Search




Archives

2013年9月 2日

相手を鏡として自分を見るといいますが・・・

よく、相手を鏡として自分を見るといいます。

自分自身では自分を見ることができず、それを見るために鏡を使います。
自分の場合は、朝、ヒゲを剃るときに一応は鏡をみます。
さもないと、剃り残しが見えないからです。

その鏡は左右を逆にして本物と同じように写してくれます。
ただ、「相手を鏡として・・・」の場合に使われる鏡は、その鏡とは少し違うようです。

自分の話や行動を写して、自分へ自分を見せてる・・・。
「自分へ自分を見せてる」という意味では同じですが、「相手を鏡として・・・」の場合は、相手の気持ちや意見というフィルタを通ります。

産業カウンセラーの勉強では、自分の意見というフィルタを取り除く訓練をします。
しかし、私は不器用で、ついつい自分の意見を言って、「しまった!」と後悔したことを覚えています。

「相手を鏡として・・・」の鏡はいろいろな、相手によっていろいろな写し方をします。
その中には、歪んだ鏡もあると思います。
その中には、本物以上に本物を写す鏡もあると思います。

なるべくたくさんの人に鏡になってもらい、そこから見えたたくさん姿を自分の中でもう一回見てみるのがいいのかなぁっ・・・て思っています。

2013-09-02.jpg