2014年4月22日
同友会定時総会の分科会での学び
メルパルクで愛知中小企業家同友会の定時総会が行われました。
四つの分科会が設置されていましたが、私は「中小企業を取り巻く情勢~経済のグローバル化と愛知県の産業構造変化~」に参加しました。
グローバリゼーションがテーマでしたが、自分にとっては弱い分野です。
その分いろいろと学べたと思います。
一つ目の学びは「今は大変な変化の時代にいる」です。
グローバリゼーションでは当たり前すぎるテーマかもしれませんが、「社会の変革期の混乱」という歴史と紐付けされて説明されるととても納得できました。
明治維新やドイツの統一など身近な歴史の話に置き換えられると、新しい政治体制や関税の撤廃等、グローバリゼーションがとても似ている状況に気づきます。
そもそも「均質化」と「個性化」という相反する時代の波に乗らなければなりません。
今も外部環境を捉えることはとても重要ですが、こんなものではないと思いました。
今後はもっと速く、もっと大きな外部環境の変化が起きると思います。
自分も「今は大変な変化の時代にいる」という覚悟が必要なのだと思いました。
もう一つの「デンマーク・モデル」の話が興味深かったです。
「仕事を守るのではなく人を守る」という雇用対策は確かに納得ができるところです。
この話はグローバリゼーションというよりは「能力開発」という点で学びがありました。
「デンマーク・モデル」には「職業訓練や教育投資を積極的に進めて再就職を促進する」があります。
その際に、今の変化の激しい社会において必要とされる能力開発とはなんだろう?と考えました。
簡単に答えの出るものではなく、試行錯誤が必要です。
特に自分の仕事に落とし込んでいくと、極論どのように「研修企画」を立てていくかにつながります。
「研修企画」を立てるときに、つい「人が集まるか?」に考えがいってしまいます。
もちろん大切な視点ですが、「少し先を見て世の中に役立つ内容か?」にも意識をおきたいものです。
多くの学びをありがとうございました。
- by yado
- at 23:43