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2014年5月25日

「案ずるより生むが易し」と「案ずる以上に生むが難し」

「案ずるより生むが易し」と「案ずる以上に生むが難し」って、どっちなんだろう?って思うことがあります。

自分の場合は明らかに両方があります。
その分岐点は「自分の油断」のようです。

どんな仕事もそうですが、「この仕事は難しいぞ」って覚悟を決めてかかると、意外とあっさり完了することが多いです。
まさしく「案ずるより生むが易し」状態です。

これは「油断ならない」という自分の気持ちが、事前の調査や段取り、根回しといった部分をしっかりやっているのだと思います。
また自分の力だけではなく、自分が難しそうにしている姿をみた仲間が手を差し伸べてくれることも多いです。

一方、過去にやったことがあったり、見るからに簡単な感じの仕事は、「普通にやれば完了できるだろう」という慢心を生むことがあります。
すると、予想もしないところから綻びが生じ、非常に難しい状態になります。
まさしく「案ずる以上に生むが難し」状態です。

「普通にやれば完了できるだろう」という慢心からの綻びは、後々大変な自己嫌悪に陥ります。
よく考えると「簡単な仕事」なんて、世の中に存在しないと思います。

ひとつひとつの仕事を丁寧にやっていきたいですね。

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話はかわりますが、時事コラムを更新しました。

テーマは「業務を『見える化』する業務フローとは」です。
中部経済新聞にコラムを掲載していただいていますが、その内容を加筆・修正しています。