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2015年8月11日

練ったと思いこんでいる研修を見直す時期

お盆明けに名古屋ソフトウェアセンターの「SE向け生産管理」の1日研修をするのですが、その内容を見直すのかどうかで迷いました。
構成をずっと見直したかったのですが、問題があるわけではなく、見直すには時間がかかるので躊躇していました。

ただ、これまで説明してきて何か漠然とした違和感のようなものを感じていました。

今年度は研修で悩むことが多いのですが、その研修は「新規」ではなく「既存」の研修です。
もう練って出来上がっているはずの研修に違和感を感じて、結果悩むということが多いのです。

これまでは、まだ練られていない「新規」の研修でした。
はじめてのお披露目なので反省点も多く出ることがあり、これは理解ができます。

しかし、既に練られたはずの「既存」の研修で悩むのは理由があるはずです。
二つほど理由が考えられました。

一つは「慣れ」です。
これは自分が最も反省しないいけないことです。
これまでも上手くできていたから、次も上手くいくだろうは、希望的観測です。
上手くできた時こそ、次への反省を忘れてはいけないと思います。

もう一つは「自分の変化」です。
構成もテキストも変わっていないのに、何か違和感を感じるのは「自分が変化」して伝えたいポイントも無意識に変わってきているのだと思います。
自分で何かを経験すれば、自分も成長します。
練ったはずのテーマの研修でも不変のものはなく、当然伝えたいポイントも変わってもよいはずです。

こちらの「自分の変化」にあまり気付いていなかったような気がします。

「SE向け生産管理」も時間は厳しいですが、一通り見直すことができそうです。
見直しをしながら「やってよかった」というのが正直な感想です。
「生産管理システム」や「原価管理システム」はお客さんでも多いテーマなので、やはり説明したいポイントが少し変化していました。

今年は練ったはずと思いこんでいる「既存」の研修を見直すよい時期なのかもしれません。

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