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2014年7月17日

同友会天白地区の7月例会「しつもん」

同友会天白地区の7月例会が行われました。
前地区会長の横矢さんの「しつもん」に関するお話と演習でした。

最近は、経営指針に関する例会が多かったのですが、今回は少し毛色が変わっていました。
経営指針はもちろん大切ですが、もう少し汎用的な顧客、パートナー、社員といかにコミュニケーションをとってのいくかというとても大切な話でした。

自分はカウンセラーとしての仕事も多いですが、その資格取得の際にひたすら「傾聴」を訓練しました。
「傾聴」は相手の話をいかにきちんと聞くかということで、簡単に言うと4つのことに気を付けて相手の話を聞きます。

それは、①うなづく、②くりかえす、③質問する、④要約するです。
特に③質問するは本当に難しいと思います。

よく訓練中に言われたのは「自分のために質問するな、相手のために質問しろ」でした。
今回の例会での気付きも多くは、このことに関してでした。

同じ質問であっても、相手によって様々な切り口での回答が返って来ます。
その多様性を体感して新たな気付きとできたのが最大の学びかと思います。

この「しつもん」の力が鍛えられれば、相手の気持ちにふれられたり、相手にたくさん話してもらえるような「しつもん」ができるはずです。
「しつもん」の力は聴いて知識を得ても使えないと思います。
なるべく「しつもん」の場を創り、「しつもん」の目的を意識しながら質問する機会を増やすことで「しつもん」の力が鍛えられると感じました。

「しつもん」その奥の深さと大切さにふれられた例会でした。
ありがとうございました。

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