2005年8月23日
弥生会計実演セミナーの依頼
地元の商工会から、弥生会計のセミナー第二弾の実施の依頼があった。第一弾は「弥生会計紹介セミナー」だったが、第二弾は、「弥生会計の実演(仮称)」と称して、実際に1年間の会計業務を実演する予定である。具体的には30件程度の模擬取引データを用いて、弥生会計の様々な入力方法で仕訳入力し、決算(青色)、繰越までを行う。これをすることによって、参加者各々が、現状の会計業務との違い、およびメリット・デメリットに気づいてもらい、可能ならば、弥生会計を使ってみようという気になってもらいたいと思う。
弥生会計をはじめとする会計ソフトで会計データを入力するのは、大変意味がある。最初は、会計業務の効率化に目が行ってしまうが、本当の狙いは、蓄積された会計データを用いて、経営計画や、実績管理、差異分析に活用して欲しいのである。この結果、業績評価が次の目標・計画に反映されPDCAサイクルが回っていくことになる。
会計ソフトを使わなくても簿記の手順で毎月の試算表は出てくる。それでよいと思う。ただ、PDCAサイクルを回す期間は短いほど厳密な計数管理が出来る。サイクルの期間を短くするためには、会計ソフトは便利な道具なのである。今回のセミナーではここまで実演は難しいと思うが、少しの言及はしておきたいと思う。
- by yado
- at 18:39