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2005年12月24日

コンサルタントが聞かれること

 別のテーマの資料を作っていて、日経ソリューションビジネスを眺めていたのですが、コンサルタントにとって、とても面白い話をみつけました。

 「コンサルティングは顧客の業務を知っていないと出来ない。だから顧客に負けないぐらいに業務知識が必要である、という考えは正確ではなく、むしろ間違っている」という意見です。

 私も業務知識の必要性を感じて中小企業診断士になりました。しかし、現場でのコンサルで期待されるのは、業務そのものの知識ではないことが多いです。もちろん、ITに関しては、ストレートに質問される事が多いです。しかし、経営、運営に関しては、ストレートに質問さるというより、一緒に話を聞いて、判断のキッカケが欲しいというものが多いです。

 このキッカケとはストレートな業務知識ではなく、どちらかというと改善により、自分(社長)や従業員にとって、そのモチベーションにどのような影響がありそうか?という一般的な話です。もちろん、その企業の状況にあわせて話すので、厳密には一般論ではないのですが…。「企業は人なり」と分かっている方は、こういう質問になる事が多いのですね。

 急遽、年末に配布する鳴海商工会の資料に「緑区なび」の資料を入れるために、資料を作りました。時間がなかったので、「十分満足か?」と聞かれると、「う~ん」となってしまいますが、それでも、一応の紹介資料の機能は果たしていると思います。

 あれ? 今日はクリスマスイブですね。ずっと仕事していて忘れていました。寂しいですね。(・_・、)  あ、だからかみさんがケーキを買ってきたのかぁ。めちゃくちゃ鈍い私でした。これから、家族でケーキを食べます。