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2006年2月 8日

情報システムの歴史は教訓がいっぱい

 商工会のセミナー資料を完成させメールしてから、専門学校の講義ノートを作成していました。ようやく5講目を作っています。講義は全8回(模擬試験の3回を会わせると11回)なので、ようやく講義ノートつくりとしては半分を越えた事になります。

 今回のテーマで情報システムの歴史(発展経過)みたいな項目があります。こんな箇所は試験とは関係なさそうだけどなぁ、とサクッと説明しようと思っていました。ところが読んでみると、システムの発展と失敗の繰り返しの歴史に現在のシステム構築の失敗の要因や解決のヒントなどが多く隠されていました。

 これを昔、学校の授業で受けていた「歴史」という科目のように暗記するだけではもったいないと思いました。もともと「歴史」特に「中国史」が好きで学校の授業とは無関係によく本を読んでいました。特に「春秋戦国時代」や「五胡十六国~南北朝時代」は大好きです。学校の教科書では数行の記述しかないような部分です。

 でも、そこから生きていくためのいろいろな教訓を学んでいます。情報システムの歴史も、そこから現在のシステム構築の成功・失敗要因を見出せればとても面白い話になると思います。専門学校の講義なので時間は限られていますが、少し工夫をしたいと思います。