Search




Archives

2011年11月27日

「私の」日記の最後から続く別の日記

たまたま、本棚を探っていたら昔の日記帳が出てきました。
私は大学生の頃から、病気(うつ病)がひどくなるまで約15年ほど日記を書き続けていました。

日記を書き続けていたのですが、いつそして、なぜ書くのをやめたのか、覚えがないのです。
病気が一番ひどい頃で、記憶を消したかったのかもしれません。

そんな頃の日記帳が出てきたのです。
恐々ですが、中をみてみました。
中はやっぱりひどいものでした。
最後は意味不明のことを書いて「私の」日記は終わっていました。

ところが、続きが一ヶ月ぐらい続いていたのです。
その日記はかみさんが書き続けていたのでした。

そこには私の病気の状態や、また治ってくれると嬉しい...といった事が書いてありました。
私には一切、私が病気のときの苦労話をしないかみさんですが、本当に辛かったんだなぁ、と改めて感謝の気持ちになりました。

「私の」日記の最後のページは、しわくちゃで、さらにテープで破れている部分が直されていました。
おそらく私がグチャグチャに丸めて破いて捨てたのでしょう。
それを、かみさんが拾って修復してくれたのだと思います。

かみさんがどんな気持ちで修復作業をしたかと思うと申し訳ない気持ちでいっぱいになります。

ブログを毎日書くようになってからは、存在すら忘れかかっていた日記ですが、振り返れてよかったです。