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2011年12月11日

不安時に原因と向き合うタテヨコ質問

ただ、なんとなく漠然とした不安を抱えていても、不安は不安を呼びどんどん大きくなっていきます。
そんなとき、私は「タテヨコ質問」を自分に対して行なうようにしています。
「タテヨコ質問」は問題発見の時によく使われますが、自分自身への問い掛け時にも有効です。

手法は問題発見時のタテヨコ質問と同じです。

まず、自分が漠然と抱えている不安を紙の上の方にかきます。
その後は「なぜそれを不安に思うのか?」と自分に問い掛けていきます。
すると「不安の原因」もしくは「不安の結果起きるであろう現象」を思い付くので、それを下に書き足していきます。

「不安の結果起きるであろう現象」が出てきている間は、それは不安を深堀している状態です。
「なぜそれを不安に思うのか?」という質問を繰り返します。
そして、もし「不安の原因」が出てきたのであれば、そこでタテ方向に深堀した流れは一旦ストップします。

そしてここでタテ方向からヨコ方向に質問を変えます。
ひとつの原因までたどり着いているので、次はヨコ方向の質問「その原因が取り除ければ自分の不安は解消されるか?」という質問をします。

こうしてタテヨコ質問を繰り返すと多面的に深堀された「不安の原因」が紙に書き出されます。

不安の原因が見つかれば、それにどう向かうかです。
ただ、私は不安の原因が「見えるよう」になるだけでかなり安心しますね。