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2012年2月19日

自分の苦手な人にも「感謝」できるか

自分がいつも忘れないようにしている言葉に「感謝と謙虚」があります。
この言葉に行きつくまでには41年かかりました。
今、44歳なので、つい3年前に腹に落ちたことになります。

特に「感謝」という言葉への想いは、腹に落ちる前と後では全く異なります。

人間ですので、生きていく上で周囲にはいろいろな人がいます。
中には「自分の苦手な人(価値観の合わない人)」たちがいてもおかしくありません。
独立して付き合う人を選べるようになってからは、こういう人は極端に減りましたが、当然ゼロにはなりません。

私のなかでおきた「感謝」の変化は、このような自分にとってマイナスの影響を与えると思える人にも「感謝」ができるようになったことです。
当然ですが、「自分の苦手な人」たちから見えれば、私がその人たちにとって「自分の苦手な人」になると思います。

「自分の苦手な人」のことも、その人の「背景」に触れようと努力をすると必ず自分の価値観と合うところが見えてきます。
その中には、やっぱり「素直に感謝」できるところが必ずあるのです。

「苦手」だからとその人を知ろうとしなかった自分がいましたが、ちゃんと人の背景にふれることで、自分の世界も拡がることが腹に落ちたのですね。
それが、3年前に私の中でおきた「感謝」という言葉に対する変化です。