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2012年4月25日

思い込みでの報連相は危険がいっぱい

よかれと思ってした行動でも、必ずしも相手にとっても良いとは限らないですね。
それは、相手の価値観と完全に一致するのとはないのが理由だと思います。

今回の失敗は、簡単に言うと、「お願いした仕事はその人に任せる人」と、「情報の流れは自分を経由して動きを全て把握したい人」の違いとも言えます。

私は、相手の方が忙しいと思ったこと、お客さんに早く連絡をいれないといけないと考えたことで、直接お客さんと連絡を取りました。
しかし、相手の方は、基本的にはどんなことでも自分を経由してほしいとのことでした。

それは、全体を取りまとめている方にとっては当たり前の話で、だれかが勝手に動けば全体の動きが把握できなくなってしまいます。
その全体の取りまとめの構造をよく把握していなかった自分がいけないと反省しました。

私は「お願いした仕事はその人に任せる人」なので、相手の仕事を減らすためにも、仕事のパートナーに対して、トラブル以外の連絡は不要と考えてしまいます。
今回はその意識で失敗をしました。

よかれと思ってした判断は、あくまで私の私の価値観です。
自分の価値観でいろいろ測ってしまうのは、やはり自分が傲慢だと思います。

「情報の流れは自分を経由して動きを全て把握したい人」にとっては、私の中途半端な判断は迷惑でしかないのです。

やっぱり行きつくところは「報連相」だと再確認しました。

今、いろいろな企業のコンサルをしてますが、問題を突き詰めていくと「報連相ミス」がとても多いと感じます。
「報連相ミス」でよくあるのは、自分の判断でこの連絡は不要だろうと判断してしまうことです。

自分の判断で不要であっても、それが必ずしも相手も不要とは言えないですね。
気を付けたいです。