2012年6月18日
基礎があるからノウハウが伝えられる
「業務フローの書き方」研修の二回目初日でした。
この企業さんは前回もそうだったのですが、業務フローの書き方ノウハウの修得がはやいです。
「なんでだろう」と考えていたのですが、理由が今回少しわかりました。
この企業さんの業務は、少し特殊で常に複雑ながらも論理的な思考能力を求められていたからのようです。
業務フローの書き方のノウハウは知らなくても、その下地は常に培われていたということですね。
物事を学習するとき、その下地(基礎)は、とても大切です。
てっとり早く、テクニックを教えてほしいという意見はよく聞かれます。
基礎知識を飛ばしてテクニックを教えて、その暗記はできても、活用・応用はむずかしいです。
人に教える技術の鉄則で「基礎知識が足りていない場合は遠回りでも基礎知識から教えよ」があります。
基礎知識があって発展知識が学べるのです。
そういう意味で今回、下地(基礎)のある人たちにノウハウ、テクニックを教えることはとても楽しいです。
明日は、演習で自分達の業務フローを作ってもらいます。
学んだノウハウ・テクニックの活用・応用がどこまでできるか期待しています。
話しは変りますが、研修が終わった後、少し気分転換がしたくて名古屋港の観光地を散歩しました。
月曜日ということもあって、お店は閉まっており、人は閑散としていました。
ちょっと、寂しいものですね。
- by yado
- at 23:52