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2012年8月 9日

「知識」と「知恵」で好循環を演出する

名古屋ソフトウェアセンターで「知識を教える技術」のセミナーをさせて頂きました。
マイナーなテーマにも関わらず、定員越えの25名というたくさんの方々に参加頂けたのは、とても嬉しいです。

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「知識」を得ることは、より高度な「知恵」を引き出します。
「知識」と「知恵」のどちらが大切かと問われれば、それは「知恵」です。

ただし、より専門分野になればなるほど、「知恵」を活かすために、基礎的な「知識」が必要になります。
例えば、ネットワーク環境を改善するために知恵を出せと言われた人が、ネットワークの知識が0では、手がつきません。

もちろん「知識」だけを詰め込むために、時間を浪費することは賛成できません。
「知識」と「知恵」は好循環を演出できるのです。

「知識」を得ることは、よりレベルの高い「知恵」を使うことができます。
よりレベルの高い「知恵」を使えば、新しい「知識」を得る事が出来ます。
すると、よりレベルの高い「知恵」を使うことができるようになります。
...といった具合です。

ただ、やっぱり、忘れてはいけないのは、「知恵」を使うために「知識」を学ぶという目的ですね。
「知識」だけを詰め込んでいっても、それを活用しなければ、ビジネスの世界ではあまり意味がないと思います。

こういった考えをセミナーでは、熱く語らせていただきました。
アンケートを読むと、多くの方に賛同頂き、とても嬉しいです。

今後は、「知識」をどう「知恵」として活かしていくのかについて考えていきたいと思います。