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2012年9月12日

不安をバッサリ切ってもらうアドバイス

私は、いろいろと不安の中で試行錯誤をしており、自分の悩みや不安をキッパリと否定してほしい(背中を押してほしい)という気持ちになることがあります。
悩みや不安を切り捨てるために、「大丈夫です。できますよ!」と言って欲しいのです。

これには、ある意味ウソを含んでいるのかもしれません。
しかし、ウソだとわかっていても、あえて肯定的なことを言ってもらうことで、私の気持ちは強くなり、「本来はできなかったかもしれないこと」に手が届く可能性があるのです。

もちろん、失敗のリスクが大きいときは、「大丈夫です。できますよ!」と言われても本能的、理論的に動けないでしょう。
しかし、自分が悩むことで、本来の力があと一歩出ずに、もったいない状態のときは背中を押してもらえる言葉が、出来不出来の境界線を分けるのです。

なぜ、悩みや不安を切り捨てて欲しいかというと、悩みや不安に時間を浪費することがもったからです。
そんな時間があるのなら、不安をバッサリ切って、前に向かって進むことに力を使えるように意識を集中したいです。

「大丈夫です。できますよ!」と言う側は、難しいです。
私の能力、これから向かう壁の高さをある程度は把握していないと言えないからです。

私は、私なりにそれなりの自分を分析しています。
根拠もなく「大丈夫です。できますよ!」と言ってもらえたとしても、本能的、理論的になかなか腹に落ちないと思います。

ここを頑張ってクリアできれば、先に向って進めるというポイントと筋道を自分なりに考えます。
そこで、能力が決定的に足りない、環境が決定的に不利ではない状態で、自分の気持ちが一歩足りない時の「大丈夫です。できますよ!」は、とても大切なアドバイスだと思います。

これは、コンサルという自分の仕事にも、求められていることかもしれません。
「大丈夫です。できますよ!」という言葉への責任はとても重いと思いますが...