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2012年10月20日

ITベンダーとユーザー企業合同の研修

一日、レビュー技法の研修をしてきました。
そのいきさつは、もともとリアルでもお友達でしたが、Facebook友達である方が「レビューの研修を受けたい」と「レビュー技法」でネット検索いたら、一番上に私が表示されたそうです。
それならば...と、とんとん拍子で話が進んでいきました。

いつもやっている二日間のレビュー技法の研修を一日にまとめ、しかもデスカッションは多めと言うカスタマイズバージョンです。
さらに、依頼をして頂いた企業とそのお客様企業との合同研修ということで、これも初めての体験です。
レビューというテーマでは、ITベンダーとユーザー企業が合意する場となる場面も多々あります。
それぞれ、立場も考え方も違う合意をしあう関係の2社が合同で研修(ディスカッションも含めて)行うということで、少し心配もありました。

しかし、実際に始めて見るとなんにも心配することはありませんでした。
この依頼をして頂いた企業と、そのお客様企業は信頼関係で結ばれています。
コストダウンをねじ込むとか、人材の質が低いと文句を言うといった、ありがちの関係ではありませんでした。

お互いが、よいシステムを実現するにはどうすればよいのかと同じ想いでいる、真の協力企業であると感じました。
私も研修を進めていて、誰がどっちの企業さんだっけ?ってわからなくなってしまいました。
意見も活発に出て、その真剣な意見を聞いているだけで、私も幸せになってきました。

その後の懇親会もとても楽しかったです。
...というか、理由はあえて書きませんが、ああ、ここは天国かってぐらいに最高に楽しかったです。

この仕事を受ける時、かなり多忙な時期ということもあって、研修品質が確保できるか少し心配でした。
でも、それは不要の心配でした。
やっぱり、研修の品質・効果を上げるのに、最も大切なのは受講される方のモチベーションです。
今回、それが素晴らしかったです。