2012年11月13日
逃げると危険は倍になる
これは、物理的に逃げても、精神的に逃げても同じ結果のようです。
昔の上司に言われたのですが、何かに負けそうになるとき、この「逃げない」気持ちを思い返すようにしています。
私の経験からですが、「逃げる」と危険は倍、さらには倍々になって襲ってきます。
自分がうつ病になった時、多分どこかに「厳しい現実や、父を亡くした喪失感から逃避したい」という気持ちがあったのだと思います。
病気になって思ったのですが、「人生に逃げ場なんてない」と思いました。
逃げだしたら、より厳しい状況に追い込まれてしまうことを痛感しました。
病気が治った後は、「自分は逃げない」という気持ちや行動が、厳しい状況でも、必ずそれを好転させてくれるということも何回も体験しました。
「厳しい状況に向かって逃げない」というと、とてもストイックな感じがします。
ただ、もっと簡単に言うと、「自分がやりたくない(自分にとって厳しい)と思う仕事」からかたずけていくということです。
「自分のやりたくないと思う仕事」からかたずけると、あとは「自分のやりたい仕事」が残ります。
もちろん、追加的に「やりたくない仕事が入る」ことはあります。
でも、「やりたくない仕事」からずっと逃げていられるほど、世の中は甘くないと感じます。
もちろん、「やりたくない仕事」に対しての、対応の仕方は人それぞれです。
「柳のようにかわしていくこと」「後々を考えて今は撤退する」も「逃げない」という一手だと思います。
しかし、自分みたいな不器用な人間はそうもいかないときが多いです。
人から見れば自分はとっても暑苦しいかもしれません。
でも、自分らしく「逃げない」という気持ちや行動を持ち続けたいと思います。
- by yado
- at 23:50