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2012年11月25日

立派な目標はいらない、目標を実現することが尊い

PDCAサイクルを回すには、まず最初に目標を立てることことからスタートです。
時々あるのは、感心してしまうぐらい立派な目標を立てている方(企業)がみえます。
特に対外的な目標設定ではそのような傾向があるようです。

対外的な目標設定であればあるほど、その実現結果が問われます。
その、目標を実現するための方策まで考えて、目標設定をすべきです。

「売上10%アップ!」よく掲げられる目標です。
でも、その根拠を尋ねると、「昨年に実績に少し上乗せしてみました」...、もっと厳しいものだと「10%売上をあげないと会社が危ないのです」などと回答がきます。
これはもはや願望や精神論です。

「具体的にどう目標達成するのですか?」と聞くと、返答に困ってしまうことが多々あります。

目標の立て方には二通りあります。
一つは目標をたたってから、その実現シナリオを考える方法
一つは実現シナリオの積み上げて、目標立てる方法

どちらもメリットデメリットがありますが、実現根拠を明確に答えられるのは「実現シナリオの積み上げから、目標立てる方法」です。
それで目標に到達しないならば、実現シナリオをさらに検討しなおします。

目標だけが乖離して独り歩きするのは危険です。
目標と実現シナリオが一心同体であると、PDCAサイクルの"C(チェック)"も行いやすくなります。

立派な目標なんていらないのです、自分で立てた目標を実現することこそが尊いと考えます。