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2012年12月 3日

分解した小さな仕事を一つ一つ完了させる

コンサルをしていると「だれもやったことのない仕事なので難しい...」「どっから手を付けていいのか検討がつかない...」って話をよく聞きます。
そういう場合って、多くは仕事を大きくぼんやりした状態でとらえていることが多いです。

仕事だけではないですが、大きな塊で物事を見ているときには、何から手を付けてよいかわからず、とても困難なことに感じてしまうものです。
もちろん「鳥の目」で大きく仕事の全体像を抑えることは大切です。
ただし、その後の仕事を進めていくときには「虫の目」で、仕事を細かく分解していくことです。

とにかく、細かく分解する。
分解すると、「だれもやったことのない仕事」「どっから手を付けていいのかわからない仕事」も、その多く(もしくは全部)が、これまでやった仕事だと気付くと思います。

例えば、「競合会社A社の新製品についてのレポートを作成し、部長に報告する。」という仕事があったとします。
この大きな仕事の塊では、なにから手を付けてよいかわかりにくいです。

でも・・・
「A社の新製品に関する情報を集める」
「集めた情報を分析する」
「分析した結果を整理する」
「レポートを作成する」
「部長に報告する」
...と分解すれば、何からどう手を付けてよいかわかりますよね。
これが業務フローを書くときの基本でもあります(これもコラムに書きたいです...)。

この分解した一つ一つの仕事を、一つ一つ完了させていくことが、大きな仕事を完了させることだと思います。