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2012年12月14日

「自分の得る益」への考え方の変化

昔は、少し極端ですが「自分に直接益があるもの」への関心が高かったと思います。
今でも基本は変わっていないのかもしれません。
ただ、考え方の変化も当然あります。
ざっと、「自分の得る益」に対して三つの考え方の変化がありました。

まずは、「短期的な益」だけでなく「長期的な益」にも、目が向けられるようになっていると思います。
「短期的な益」は、すぐに自分の「益」になるもので、即効性の高いものです。
一方の「長期的な益」は、いつかは自分の益になるだろうというものです。
時間をかけてじっくり自分に戻ってくる「長期的な益」は、「良い意味で成長した益」として戻ってくることが多いように感じます。
「じっくり待つ」この大切さを知ったことは大きいです。

次に「直接的な益」だけでなく「間接的な益」にも、目が向けられるようになっていると思います。
「直接的な益」は自分のどんな益になるのかイメージしやすいものです。
「間接的な益」は自分のどんな益になるのかイメージしにくく、益になるか分からない場合もあります。
でも、自分の行動が、自分にとって恥ずかしくない行動でない限り、いつかめぐって自分に還ってくることがわかりました。
たとえ、目に見えた益で還ってこなくても、そこから「学び」「気づき」があれば、立派に還ってきたことになると思います。

最後はそもそも「益」って何だろうって考えられるようになったことです。
「益」は人によってまちまちです。
人がどんなことに「益」を感じるのか、他人の価値観を理解する努力ができるようになったことです。
自分はあくまでの「自分の幸せ」のために動いています。
でも、自分が幸せは、周囲の人たちも幸せになれて実現する...と考えられるようになれたのは嬉しいことです。