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2012年12月19日

「研修の成熟度」を高めるもの

大阪の企業さんでの「図解手法」研修の二日目でした。
「図解手法」って名前がついている研修ですが、実際には「提案企画力向上」研修です。

「わかりやすいストーリを練って、それをわかりやすく表現する」が基本の流れです。
そのための意識やテクニック、心理的なアピール方法などを学びます。

特に、ケーススタディでの演習時間が多いのですが、その最終発表で面白いことが起きました。

特に私が指定したわけではないのですが、発表者が2名前に出てきて、会話形式でプレゼンテーションを始めました。
ボケとツッコミの役割なのかもしれませんが、このプレゼンがとってもわかりやすいのです。
この研修はプレゼン研修ではなく企画書を作る研修なので、プレゼンテーションは触れる程度です。
でも、やはり場面想定がされているプレゼンは、わかりやすいですね。

考えてみれば、成果発表やヒアリング研修では役割や場面といった想定をしっかり決めて行います。
私が「企画書作成」研修として、やや範囲を狭めていたのかもしれません。
「提案企画力向上」研修なので、相手に伝え、そして相手に納得してもらうまでを最終演習に組み込みたいと、気付かせてもらいました。

もう「図解手法」研修は、数え切れないほど実施させていただいています。
他の研修も、回数が多い研修がいくつかあります。
そんな研修でも、受講される方たちに気付かせていただくことは多いです。
きっと、これが「研修の成熟度」を高めるのでしょうね。

今年は依頼を頂いた研修の数がこれまでよりかなり増えました。
「研修の成熟度」を高める機会をたくさん頂けたことに感謝です。