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2012年12月21日

「何ができるか」より「何が楽しめる」か

二件の顧問先をまわり、年内の顧問先の訪問が完了しました。
来週も公的機関からの支援やセミナーの打合せなのでバタバタはしていますが、いよいよ今年も終わりに近づいていると感じるます。
そして、同時に来年にすべきことを考える時期にもなってきています。

毎年のことですが、年末になると「一年の反省」と「来年の目標・計画」を考える時期になります。
「自分の事業」に関しては、毎年このタイミングで継続的に、自分のすべきことを紙に書き出すことで、頭の中がクリアになっています。

ただ、当然ですが、自分の予測とは違うこと、目算が外れること、予想してないことが仕事につながること...など計画にないことが次々とおきます。
何事も計画通りにいくのであれば、苦労はしません。

ただちょっと注意したいのは、「自分の事業」を考える時、私がよく陥るのは「自分は何ができるか」という思考パターンです。
間違ってはいないのですがが、「自分は何ができるか」というのは2つの意味で自分の選択範囲を狭くしています。

一つは「自分は何ができるか」というのは「自分の都合」による思考です。
自分の都合から導かれた「自分のできること」が、必ずしも「お客さんが必要としていること」とは限らないです。
「自分は何ができるか」と考えることは大切ですが、「自分の都合」という近視眼に陥らないようにしたいものです。

もう一つは「自分は何ができるか」と考えるときに「自分は楽しめるのか」の思考が抜け落ちてしまうことがあります。
自分が楽しめていないのに、お客さんを満足させることなんてできないと思います。
「自分は何ができるか」という考えが、自分に対しての思考や行動の制限にならないようにしたいです。
予想もしないことが仕事につながることも度々ありましたが、それは、自分が楽しんでできているときに起きることが多いですね。