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2013年1月 2日

「休むと言うこと」はとても勇気がいること

お正月でいろいろなスポーツがテレビでやっています。
スポーツというのは見ていて、本当に過酷ですね。
なんせ、短い時間で勝負が決まってしまうものが多いですから...

それと比べると、人生やビジネスは、「自分がこの世から去る」まで、比較的長い時間がある場合が多いです。
・・・にもかかわらず、私も含めて、ついつい生き急いでしまう人を、よく見かけます。

私は「うつ病」で、強制的に人生を一回休まされました。
これは、自分の生きるスピードが、自分の能力を超えていてたのだと思います。
私の様子を見ていたかみさんが病院に連れていき、強制的にドクターストップでした。

日本人の性質なのかもしれませんが、仲間のために自分が必死に頑張る姿は「美学」とされているように思います。
そう考えると、自分から「休みたい」と言うことは、すごく勇気がいることだと思いますが、尊重すべき言葉だと思います。
もちろん、「甘え」から、そういう言葉を発している人もいると思います。
世の中が「精神的な病」にデリケートになりすぎていると感じます。

ただ、懸命にやっている人が「休みたい」という言葉を発したとき、周囲の人はそれを認めてくれると思います。
「休む」というとても勇気のいる言葉を発して、しばらく「休む」ことは尊いことだと思います。

私の場合もそうですが、人が「うつ病」で会社を辞めざるをえなくなって、誰一人として幸せになった人はいないと思います。
本人自身もそうですが、家族、会社の仲間、友人その他いろいろと関係していた人たち、みなが苦しんでしまいます。

人生は長いです。
その「休む」という行為が、次につながることは多々あると思います。
実際、私もそうでした。
迷ったり、疲れたりした状態より、もっと元気になって人生を豊かに過ごせるようになって戻ればいいのです。
例え、時間がかかっても、周囲の人もそれを望んでいると思います。