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2013年1月13日

気付きは「受け入れるタイミング」と「刺激ある言葉」

最近、いろんなお客さんや仲間から「健康に注意して下さいね」って言われます。
確かにFacebookなどを通じて、私の乱れた食生活が露わになっているということもありますが、Facebookとは全く縁のないお客さんにもよく言われます。

自分でも、何とかしなければいけないと思っているのですが、どうも私の中の優先順位が「仕事」→「健康」になっている気がします。
「健康」を害したら「仕事」ができなくなることはわかっているので、「仕事」→「健康」の優先順位はそもそもおかしいのはわかっています。

ただ、自分が前に「うつ病」になって仕事ができなくなり、その後独立した後も「仕事」がなかなか無かったという恐怖から、「仕事」の優先順位がとても上がったのだと思います。
幸い今は「仕事」を頂ける状態になっていますが、立ち止まると「仕事が無くなる」という強迫観念にちょっと襲われているのかなぁ...って思うときもしばしばあります。

ただ、こんなことがありました。
最初に、いろんなお客さんから「健康に注意して下さいね」って言われると書きました。
また、「健康に注意して下さいね」ってお客さんに言われたので、いつものように「心配いただいてすみません」と応えました。
「もちろん、宿澤さんのことも心配だけど、宿澤さんが倒れたら、困るのはウチですから」って、はっきり言われました。

「仕事に穴をあける」→「お客さんに迷惑をかける」→「自分が恥ずかしい」という妄想が頭にひろがりました。
これは「仕事第一」の自分にとっては効く言葉でした。

いろんなお客さんや仲間から、たくさん言われていたことで、それを、心が受け入れる状態になりました。
だれも好き好んで相手の嫌がることを言いたい人はいません。
相手のことを考え、自分の身を削りながら伝えてくれているから、心が動くのだと思います。
そして、そんな状態の時の、自分の価値観を刺激する言葉とても効きますね。

「仕事」→「健康」が違うという当たり前のことを、今さら自分の腹に落としているのが情けないです。
でも、「気付き」って「心が受け入れるタイミング」と「心が痛むぐらい刺激ある言葉」だと改めて思いました。