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2013年1月16日

苦しい、大変と思う体験は必要なもの

年が明けてからいろいろなことが同時多発的に起きていて「うわ!大変...」「うう、ちょい苦しい」って思うことがあります。
もともと、心配性でそれに対応する方法もいろいろと自分なりに工夫しているつもりですが、その上手をいっていろいろ起きている気がします。

こういう時は、弱気になって「なんで俺ばっかり」って、一番泥沼に入り込んでしまう考えになる時があります。

ただ、そんな弱気で卑屈な考えを改める言葉を、友人と先輩の二人からいただきました。
この2つの言葉は、違う言葉なのですが、まったく同じ意味だと思います。

ひとつは「その人に必要だから、その大変なこと(試練)が起きている」です。
例えば、今回は自分が悩んでいるのですが、その悩みは「自分の弱いところ」で「自分が克服しなければならないところ」ということです。
たとえ、今回は、悩みの出来事から逃げれたとしても、「自分の弱いところ」なので、また同じようなことで悩まされるのです。

自分がよく心に言い聞かせる言葉で「逃げると危険は倍になって追いかけてくる」っていうものがあります。
「その人に必要だから、その大変なこと(試練)が起きている」はとても腹に落ちる言葉でした。

もう一つの言葉は「みんな同じ体験をしているけど、自分の弱いところ(穴)が大変なことに感じる」です。
この言葉は、だれがつらい体験をしているとかではなくて、みんな同じ体験をしているのだけど、その人の弱い部分がほかの人より大変に感じる...というものです。
弱気で卑屈な考えを吹き飛ばしてくれるような言葉です。
「みんな大変なんだ。自分だけが大変なんじゃないよ。むしろ自分が弱い部分を心の痛みで教えてくれているありがたいことなんだよ」ということです。
勇気が出る言葉でした。

そして同時に、このような言葉を伝えてくれる人が周囲にたくさんいることに感謝したいと思いました。
本当に人に助けられて生きている感じです。