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2013年4月26日

自分の心を強くしようとは思わない

世の中には、決まったシナリオなんてありません。
いつも、自分の予想の上をいくことばかりです。
まさしく「事実は小説より奇なり」です。

自分も独立したあと、それを強く感じるようになりました。
体験したことのない、そして答えの全くみえない事実の大波が次々と押し寄せてきます。
それに対して、逃げずに、やはり真っ正面から正々と対峙していくのが大切だと思います。

自分は心の弱い人間です。
真っ向から対峙したとしても、その恐怖から、心が揺さぶられることがよくあります。

しかし、「心を強くしよう」とは思いません。
「心を強くしよう」と思うと、また自分に重荷を課すことになります。
自分の場合は中途半端に心を強くしたとしても、ポキッと折れてしまうことが考えられます。
ただ「心は弱くて」も、「自分自身の決断」は大切にしたいと思います。

「自分自身の決断」を大切にするということは、「自分の決断を誰かに無理強いする」とか、「短期間で無理に実現する」とかの意味ではありません。
むしろ逆で、長い時間がかかっても、紆余曲折しても、自分自身の決断を忘れないように大切にするという意味です。

「自分自身の決断」を忘れず、その方向を向いていれば、いつかはその決断が実現すると思います。
それが、きっと前に進むということなのでしょうね。

そして「自分自身の決断を大切」にするという行動が、結果的に「自分の心を強くする」という精神的なことにつながるのかもしれませんね。

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