Search




Archives

2013年6月 6日

話を聴いてくれる人が自分にとって大切な人

話し上手は聞き上手ってよく言います。
カウンセリングでも「傾聴」って聴くことの大切さを教えてくれます。
自分も人に会うときはなるべく聴く事を大切にしているつもりです。

ただ、自分の言いたいことを一方的に話す人がいるのも事実です。
このような人を自分は信頼することができません。

自分の言いたいことを一方的に話す人は、概して相手をコントロールしようという意思を感じてします。
何かを相手に伝えようとしているにもかかわらず、相手の背景を見ていないのです。
自分の価値観・考えを相手に伝えることのみに関心が向いている気がします。

相手のことを考える人は、相手のことを知りたいと思って、たくさん聴こうとしてくれます。
相手のことを知らなければ、相手が本当に必要とする言葉は言えないと思います。
話を聴いてくれる人は、本当に上手に自分の課題を浮き彫りしして気付かせてくれるのです。

自分の価値観・考えを一方的に相手に伝える「説得」ではなく、相手の話を聴きお互いに「納得」しあってこそ、良い関係が築けるとおもいます。
相手の話を聴く人か、自分の価値観・考えを一方的に伝える人かで、自分にとっての大切な人なのかどうかが、わかる気がします。

そして自分も「相手の話をちゃんと聴く人」に精進したいと思います。

2013-06-06.jpg