Search




Archives

2013年12月13日

主座を保って、衆知を集める

同友会天白地区の12月例会が行われました。
今回は初めての試みですがバス例会で京都の松下資料館に行ってきました。
とても内容の濃い例会で、書きたいことだらけなのですが、少しずつ書いていきます。

まず、バスの中で今年の自社の総括と、松下資料館への質問を話し合いました。
昼御飯を食べた後、いよいよ松下資料館への移動し、遠藤紀夫館長の講話を聴きました。

非常に多くの気付きを得ることができましたが、特に印象に残ったことを書きます。

特に自分の中で気を付けなければならないことは、「衆知」です。
賢い経営者(実際にそう思っているだけで賢くない)は、自分の判断でやった方が早いと思っている人が多いです。

自分も、どちらかというと自分で進めていってしまう傾向があります。
その理由は「自分が賢い」と思っているのではなく、「人にお願いするのが苦手」でちょっとちがっています。
でも、どちらにしても「自分で進めていってしまう」事実に変わりはありません。

こういう人ほど「衆知」を集めないといけないとのことでした。
全くその通りだと思います。

自分一人でできることなんてたかが知れています。
なんでも自分一人でできると思っている人は視点が一方向のみになってしまい様々なリスクに気付かずに危険です。

自分もようやく「いろんな人の意見をききながら進める」大切さに気付き、少しづつ実践できるようになってきました。

それに対しての、もう一つの教えがありました。
それは「主座を保つ」です。

「主座」とは、自分自身がこうありたいという拘りや考えのことです。
自分自身がこうありたいという考えなしに、衆知を集めても結局は振り回されてまとまりません。

実は自分がリーダーとして最も大切だと思っていることが、自分自身がこうありたいという考えを持つことです。
しかし、自分自身がこうありたいという考えが強すぎると独断専行になってしまいます。

「主座を保って、衆知を集める」を意識していきたいです。

松下資料館では、さまざまな資料や、それに伴う考えや言葉にあふれています。
仕事でつまったり、悩んだりしたら、あの場所で一日考え事をしたら元気になりそうな場所でした。
そうえいば館長が「ここはパワースポット」と言っていましたが、その通りだと思います。

2013-12-13-01.jpg

2013-12-13-02.jpg