2014年6月10日
受講生のみなさんが持っている力は偉大
新潟でのレビュー技法の研修の二日間が終わりました。
この研修は知識を習得することだけが目的ではなく、自分達のプロジェクト、組織の課題を考え、どのようにレビューを行っていくのがよいかを考える研修です。
そのため、主役は講師ではなく受講生のみなさんです。
私は「今回のレビュー技法の研修は上手くいった」と感じられるのは、自分の調子ではなく、受講生さんの高い意識であることが多いです。
これまで実施したレビュー技法の研修のほぼすべてが、受講生さんの意欲の高さに救われています。
そんな中、自分の反省点としては、自分の話す量をもっと減らし、グループディスカッションの時間を確保した方が良いということです。
自分の行っている研修は「受講生さんが自分で気づいてなんぼ」という研修が多いです。
自分で気づいて納得してもらえた時に、最も研修効果があがると感じます。
...ということを考えると、講師としての自分の役割もおのずと明確になる気がします。
それは、最低限必要な知識を提供し、みなの心の中のモヤモヤを引き出して形にすることですね。
モヤモヤさえ引き出すことが出来れば、それに最適な解決策は受講生のみんなが持っています。
さて、まだまだ先は長いです。頑張っていこう!
- by yado
- at 23:42