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2015年7月19日

自分が忘れていた問題解決のアプローチ

産業カウンセラーの資格更新研修受講が津の三重県総合文化センターで行われました。

産業カウンセラーは、自分自身がうつ病だったこともあり、知識をつけたいと取った資格です。
そのため、何もわからないけど、都度自分と向き合える資格として大切な資格です。

今回の更新研修も得るものが多かったです。
いろいろと書きたいのですが、一番心に残ったことをメモしておきます。
ちなみに今回の研修でのメモのノートが5ページにわたったのでまた今後ブログに別テーマで書かしてもらうかもしれません。

今回の産業カウンセラーの更新研修では、「問題解決のアプローチ」の話がありました。
私も「問題解決のアプローチ」は重要なテーマであり、日々取り組んでいるテーマです。

いくつかのアプローチが紹介されましたが、その中に「問題がそもそも問題でないと気付く」アプローチがありました。

自分はカウンセラーの前にコンサルタントとして問題を深堀して真因にたどり着くことをおこなっています。

ただ、問題を悩んでいる相談者が問題自体を固定観念で見てしまっている場合があります。
その固定観念を解きほぐすことで、相談者の本当の悩みは、実は今悩んでいる問題とはズレている場合があります。

それにコンサルティングで気付けた場合、真の問題を解決する議論に移行する方もいれば、問題自体が実は無かったと気づいてスッキリして帰られる方もみえます。

固定観念から無意識のうちに生み出してしまった問題には、ヤッパリ本人に気づいてもらうのがよいですね。

やっぱり「問題解決のアプローチ」を考えた時、そもそも問題の本質は何なのか? そもそもそれは問題なのか?という原点に立ち返って、多面的にみる意識が必要だと再認識しました。

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