2015年9月 9日
「正論」がいつも正しいわけではない
「正論」がいつも正しいわけではない
コンサルタントである自分も気を付けないといけないことですが「正論が正しい」と思いこまないことが大切だと思います。
「正論」を振りかざして相手の反論を許さず、相手が黙ると満足げになっている人と時々出会います。
第三者的にその状況をみていると、「正論」を振りかざして満足げになっている人の方が気の毒に感じます。
「正論」を振りかざして相手が黙ってしまうのは「これ以上話してもわかってもらえない」と諦めてしまったからのように見えます。
これから先、分かり合うことは難しいと思います。
そもそも「正論」って何かよくわかりません。
「正論」って一方向(自分)からみてだけの「正しい論理」の場合も多いです。
一方向からだけの「正論」を言って相手の反論を閉ざすのは、決してその人の頭がいいのではありません。
相手にも相手の「正論」があることをわかっている人の方が、よほど頭がいいと思います。
一方向からだけの「正論」をいつもねじ込まれていると、相手は「この人と分かり合うのに労力を使うのは疲れた」と思い黙ってしまうと思います。
自分なりの「正論」を言っているつもりで一人ぼっちになってしまうのは、とても悲しいことです。
逆にこの人とは何があっても分かり合いたいと思ったら言い争いになっても本音でぶつかっていくと思います。
「反対意見」や「耳に痛い言葉」を言ってくれる人は、まだ自分のことを見捨てていない大切な人達であることを忘れてはいけないですね。
- by yado
- at 23:29