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2016年4月 2日

心の風邪をこじらせないように

あまり事務所ブログに書くことではないかもしれませんが...

お客さんと雑談していて「先週の伊豆旅行で体調が悪いと言っていましたが大丈夫ですか? そもそもどうされたんのですか?」と質問されました。
「ガス欠です。ここしばらく仕事で飛ばしていたので元気がガス欠になりました。ちょっとしたうつ状態です。春先には特によくあります」と答えました。

このお客さんとの付き合いはかなり長く、自分のこれまでのこと(うつ病だったことも含めて)をよく知っている方です。
「まだ、そういう状態になることがあるのですか?」と聞かれたので「あります。ただ普通に気分が沈んでいる状態で、だれでもあると思います」と正直に話しました。

自分は以前いろいろな状況が重なって「うつ病」になったことがありますが、今は治っています。
ただ、うつ病は自分の気質的な原因もあるので、完治した今でも軽いうつ状態になることはあります。

ただ、うつ病の時と今の大きな違いは「うつ状態になってもまた戻る」ことを知っていることです。

うつ病の時は最悪の気分の状態が永遠に続くと思っており、これが病的だったのです。
うつ病がよくなっていったきっかけは、自分自身の気分の状態を毎日記録することで「いつも最悪な状態ではない」と自分で認識できた時でした。

今は気質的に気分が落ち込んでいたとしても、それは一時的なものだとわかっています。
そのため、軽いうつ状態になっても必ず戻ることができます。

だれでも気分が落ち込むことはあると思います。
自分はそれを自分でこじらせて「うつ病」になってしまった経験があります。

幸いなことに「うつ病」から回復する際に、その自分なりの対処法も学ぶ(気付く)ことができました。
「風邪は万病のもと」と言われますが、この「心の風邪」もこじらせると大変なことになります。

もう二度とこじらせないよう自分なりにしっかり予防と早期の対処をしたいと思います。

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仕事へ向かう途中の湾岸長嶋PAにて