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2016年11月16日

短く原稿をまとめるのは難しい

短く原稿をまとめるのは難しい

名古屋商工会議所の会報誌「那古野」にコラムを載せていただきました。
意外と「見たよ」という声を聞いて驚いています。

以前、中部経済新聞に連載していた時は1200文字でした。
これでも、毎回記事をシェイプアップするのに苦労していました。

今回はそれよりも短い800文字で、原稿用紙2枚分です。
その800文字に言いたいことをまとめるのにとても大変でした(言いたいことがまとめられているか怪しいですが...)。

そもそも自分の原稿の書き方がいけないのだと思います。
自分は、まず、言いたいことを制約なく文章にして、そこから削っていく書き方です。
この書き方では、いつも最初の文章が長くなってしまいそこから削るのは至難の業です。

今更ですが、この状態を回避するのによい方法があることに気付きました。

春先に行われた新入社員研修のフォローアップ研修で「伝わってこその報連相~ロジカルシンキングを使う意味~」を前に行いました。
この中では論理ピラミッドで伝えるべきメッセージを論理的にまとめる話があります。

論理ピラミッドで頭が整理されていれば、時間配分によって「レベル1までだけ伝える」とか、「あるサブメッセージだけ深掘りする」とか柔軟な構成が可能です。

考えてみたら、自分も言いたい文章で原稿を書いてそこから削るといった「非ロジカル」なことはやめようと思いました。

まずは、自分の頭の中で論理ピラミッドを作成し(もしくは書き出し)、それから文章を作ることにします。
本当に「今更...」な感じがします。

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