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2011年10月 5日

ゼミに参加し、自分が学生の頃を思い出す

ある先生のゼミに参加させてもらい、中部大学でビジネスプランのブラッシュアップの支援をしてきました。
1時間半で、学生さんの3チームに対してのブラッシュアップなので、それぞれにはあまり時間がかけられません。
それでも、真剣にプランをよくしたいと考える気持ちが、みんなから伝わってくるので、こちらも真剣モードです。
学生の間にビジネスを考えられるのは、その学生個人にも、これからの日本にもとても大切なことだと思います。

ふと、自分は大学生の時どうであったのか...と考えてしましました。
自分の行っていた文教大学は産業能率大学と同時に日本で初めて「文系の情報学部」ができた大学だと言われています。
今では、経営情報学部は当たり前になっていますが、当時、コンピュータは理系のモノでビジネスとの関係性よりも、技術を追求する学部が多かったと思います。

そんな中で、「文系の情報学部」ということで、文系でもコンピュータを学べるということで、これが自分のやりたかったことだとウキウキしながら大学に行きました。

ただ、当時はまだできたばかりということで、カリキュラムは「文系」と「理系」が混在しつつも、その融合をはかるような科目があまりなかったような記憶があります。
今ならその大切さがわかるビジネスプランを学ぶカリュキュラムがあったかもあまり覚えていないです。

その結果、簿記とか経済学といった本来学ばなければならない科目が疎かになって結局はコンピュータばかりを勉強していたと思います。
雑誌にプログラミングしたゲームを雑誌に投稿して、原稿料をもらっていたので、アルバイトもコンピュータプログラムということになります。

その結果、プログラミングの知識はつきましたが、業務の大切さに気付いたのは、入社3年目ぐらいたった後です。
業務システムより、コンピュータシステムを先に考えてしまい、失敗する経験から気付いたことでした。

いま、いろいろな大学とかかわりながら、カリキュラムも洗練され、学生のモチベーションも高いと感じます。
若い人の柔軟なビジネス発想が日本経済を救うと思っています。
その為に自分も今の活動を続けていきたいです。