Search




Archives

2011年11月10日

クラウドサービスはリスクを把握をして使う

顧問先でBCPの打合せをしているとき、クラウドの話からDropbox、Evernoteの話になりました。
社内でDropbox、Evernoteを自分のスマホで業務に使う人が増え始めている...という相談でした。

Dropbox、Evernoteは便利なツールで、それを使いながら自分の業務を効率化することは素晴らしいことです。
ただ、それらのツールのリスクもしっかり理解した上で使わないと、大きな落とし穴にはまることになります。

Dropbox、Evernoteにはクラウドを通じて大量の重要なデータが入っている可能性があります。
その場合、スマホにアカウント、パスワードを覚えこましたままどこかに置き忘れたりしたらどうしますか?
スマホをなくしたからロックをかけようとして通話しようとしたら、SIMカードを抜かれWifi運用されていたらどうしますか?(メールでロックという方法もありますが...)
ロックをする前に重要な情報の入っているSDカードを抜かれたらどうしますか?

私は、「Dropbox、Evernoteといったクラウドサービスを使うな」と言っているわけではありません。
火事が怖いから火を使わないことがないように、交通事故が怖いから車に乗らないことがないように、クラウドサービスも、そのリスクをちゃんと把握をして使ってほしいと願って書きました。