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2012年1月15日

「ちょっとサボっちゃえ」という心の声

昨日はお伊勢さんに行ったこともあり、今日はかなり集中して効率よく仕事を片付けていくことができました。
ところが、夕方ぐらいに急に効率が落ちてきました。
そんな時には、自分の内なる声が私に囁きます。
「ちょっとサボっちゃえ」って。
この声が聴こえるとき、私は心身ともに調子がよい証拠なのです。

私は鬱病を経験するまではこんな声は聴こえたことがありませんでした。
体が壊れても、心が折れても、不完全であることが怖くて、そして耐えられなくて走り続けていたと思います。

今でも不完全が怖く無理をしてしまうことはありますが、それは体か心のどちらかが疲れてバランスが崩れているときです。
何かが壊れかかっているときに無理をして走り続けるのは、傷口をどんどん拡げながら走っているようなものです。
少し立ち止まって、自分自身に問い掛けて、自分の状況を自分で把握してから動き出した方がよい結果になることが多いようです。

それがわかっていても、立ち止まれないことがあるのはなぜか? それは「立ち止まって、少し休むことは勇気が必要」だからだと思います。

この「休むことは勇気」という考えが腹に落ちてからは、心身の調子が良いときは「ちょっとサボっちゃえ」という心の声が聴こえるようになりました。
私にとって 「ちょっとサボっちゃえ」は、悪魔の囁きではなく、天使の導きということですね。