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2012年6月 8日

業務フローが有効な場面

企業さんでの「業務フローの書き方研修」の二日目が終わりました。
二日目は、実際の研修先企業の業務フローを演習で作成しました。

業務フローは「業務プロセスの見える化」を行い、その結果、いろいろな場面で利用することができます。

例えば、以下の様な場面です。

・業務を改善する
・業務マニュアルを作成する
・内部統制に必要な文書を作成する
・外注、アウトソーシングの作業範囲の確認を行う
・新人、異動した社員に業務習得の教材となる

このように、業務フローは多くの場面で有効です。

だからといって全ての業務のフローを作成するのは時間がかかります。
業務の内容、質によって、優先順位をつけ、まずは、有効な業務からフロー化するとよいと思います。

特に「業務改善」において、私の考える「優先的にも業務フローを作成した方がよい業務」は以下の様なものです。

・一人でやっている業務
・繰り返される業務
・失敗すると大ごとになる業務
・部署間で情報が行ったり来たりする業務
・難しい判断を要する(専門性の高い)業務

まず、業務フローを作成する際は、抜け漏れにあまり神経質になる必要はりません。
そのために、業務フローを検証するヒアリングやレビューといったフェーズが用意されています。

まずは業務フローを不十分でもいいので、作ってみると良いと思います。