2012年12月23日
自分のために自分で決める
コンサルという仕事をしていると、お客さんが決断する場面に立ち会うことが多いです。
コンサルでなく普通の生活の場面でも「人の決断」に立ち会う場面は多いと思います。
コンサルでも普通の生活の場面でも「人の意思決定」を他人が決めることは「してはいけない」と思います。
自分自身の決定を人に委ねるのは、その時は楽かもしれません。
しかし、後々その決定で物事がうまくいかなくなった時に「他人への責任の転嫁」を考えてしまうからです。
こうなると人間は弱いものです。
自分に決定の軸がないものですから、いろいろな外部からの声に翻弄されてしまいます
そして、どんどん辛い状況に落ちってしまい、結局は周囲に対してマイナスな感情をため込んでしまいます。
他人に決められてしまうことに対して人が拒否感を感じるのは当然です。
決められた人に「コントロールされている」と感じるからです。
自分のために自分で決めるのです。
自分で決めた時、その人の行動には軸があります。
その軸は、たとえその決定が困難につながっても、それに打ち勝てる自分にしてくれます。
私もまがりなりとも小さな中小企業診断士事務所を経営しています。
人から貴重な意見はたくさん取り入れさせて頂いていますが、決断はすべて自分でしています。
この「決断は自分でできる状況」が、私にとっての幸せなことなのだと思います。
- by yado
- at 23:55