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2013年7月 3日

日常化して見えない問題を見つける

先日、あるお客さんで一緒に考えていたことです。
問題を見つけるときには、2つのパターンがあります。

一つは、問題が発生して、その問題から連鎖的に他の問題を発見するパターンです。
このパターンは、ある問題を頭に置きながら、そこから発展する問題を考えていくので、比較的いろいろな問題を見つけることができると感じます。
ある意味、ロジカルな思考なので、問題の背景や関連性なども見つけやすいです。

もう一つのパターンが、何もない日常から「本当にこれでよいのか」と疑問をもって問題を発見するパターンです。
自分としては、圧倒的に何もない日常から疑問を持つ方が難しいと感じます。

なぜなら、問題を問題として見るキッカケがないからです。
自分の組織の中で、日常化している問題を見つけるほど、難しいことはないですね。

そういう場合はキッカケを作るしかないと思います。
例えば、朝礼で時間を3分とって、いまモヤモヤしていることを口に出してみるって方法があります。
まだ、誰かに伝えるほど整理できなくても、モヤモヤの中には問題が隠れていることが多いからです。

なんとか大火事になる前に、日常化している問題を見つけていきたいですね。
問題は見つかれば、なんらかの解決策はあると感じています。

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