2014年3月 2日
事業するうえで犠牲にしたもの?
月曜日からの研修のため、富山に前日移動しました。
富山までは「しらさぎ」一本なのですが、道中3時間半ちょいかかります。
その時に不思議と電車の隣の席でご一緒させて頂いた方と話をすることが多いです。
今回、話す機会を得たのは、多分60歳ぐらいの社長さんでした。
私が、移動の最中に仕事をしていたら、とても気さくに話かけてくれました。
私も自分で事業をしていることを知ると、話が盛り上がりました。
その時、しばらく話していあたら、ある質問をされました。
「あなたは事業するうえで何かを犠牲にされましたか?」と聞かれました。
私はすぐには答えが見つかりませんでした。
その方は続けて、こうも言いました。
「私は、私の時間と家族の時間を犠牲にしたと思っています。今はその犠牲も無くやっていますがね。」
重いテーマだなぁって思いましたが、自分自身も自分で事業をしているので何かを犠牲にしているのかなぁ...とふと考えてしまいました。
自分は独立して9年目です。
今でもバタバタしていますが、確か休む時間はほとんど無いと感じます。
そういう意味では、この隣になった方と同じく自分と家族の時間を犠牲にしているかもしれないと考えました。
その方は「私も最初の15年はガムシャラでした。少し時間に余裕ができたのはそれ以降ですね。」とも言っていました。
...ということは、私も後5年ぐらいはガムシャラに頑張れば、余裕ができるのかなぁ...とも思いました。
確かに自分で事業をすることは、得るものはとても多いし、何よりも自分でやりたいからやっています。
ただ、何かを犠牲にしているということも当然あると思います。
何かを犠牲にしても、自分の事業を軌道にのせて、自分なりの時間が持てるようになることが、まずは事業の成功の第一歩かもしれないですね。
その方は「事業に限らずどんな人も何かを犠牲にしてガムシャラな時期が必ずあると思いますよ。人生はそんなに甘いものではないですからね」と話されていました。
こんな出会いも旅ならではと思います。
若干重たい時間でしたが...。
まったく話は変わりますが、コラムを更新しました。
テーマは「チームリーダーのための意欲を引き出す教え方・伝え方(1)」です。
お時間のある方は目を通してやってください。
- by yado
- at 23:52