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2014年9月 6日

「べき」段階と「どうせ」段階

人には好不調の波があります。
当然、私にも好不調の波はあり、普通の人よりその波は大きい気がしています。

さらに言えば私はこの波に翻弄されてしまうので、その波とどう付き合っていくのかは、自分の中のひとつの大きなテーマです。

ただ、自分の独り言に現状の自分自身の状態をはかるキーワードがあることに気付き始めています。
今のところ二つの段階を把握しています。

不調の波が来ると、その波をなんとか抑えようとして自分自身の考えが強く前に出るようになります。
これが「べき」段階です。

「~すべき」「~あるべき」...といった感じで「べき」を多用化するするようになります。
「べき」は自分の固定観念です。
自分の心の中で「べき」と思っているうちは、まだ良いのですが口に出し始めたら要注意です。
自分の固定観念を相手に押し付けることになってしまうことがあるからです。

不調の波がさらに大きくなると、少しあきらめの感情がでてきます。
これが「どうせ」段階です。
「どうせ頑張っても...」「どうせ結果は変わらない...」「どうせ聞いてもらえない...」といった言葉を口に出し始めます。
これは自分を不幸にするだけではなく、周囲を不幸にする言葉です。

最近は、「べき」「どうせ」と口にしたとき、ピクッと反応できるようになってきました。
こういう言葉を使わず、不調の波が過ぎるのを待つのが賢明だと思います。
なぜなら、「べき」「どうせ」という言葉を使うと、不調の波が長引く傾向があるように思うからです。

これに気づけるようになっただけでも、ちょっとした成長かもしれません。

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