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2014年9月 9日

人は「事実」ではなく「印象」を覚えている

人の「記憶」は曖昧なものです。
記憶のベースは「事実」だと思いますが、それに「感情」「体調」「偏見」などがかぶさります。
これが「事実」から感じた「印象」であり、この「印象」が強く「記憶」されます。

自分が「事実」だと思っている「記憶」は、「事実」ではないと認めるのは勇気がいります。
しかし、それを認めないことにはなかなか前に進めないと感じます。

自分は自分の「記憶」が正確ではないことを理解しているつもりです。
しかし、それでも認めたくない時があります。
それを認めると、自分の頭にあるものは何なんだろう...と、いろんなものが崩れさってしまいそうになるからです。

ただ、自分の「記憶」が唯一絶対の正確な「事実」ではないことは、忘れてはいけないと思います。

「印象」という捻じ曲がった「記憶」に翻弄されることもあります。
ただ、翻弄されっぱなしは悔しいので、周囲の人に教えてもらいながら、なるべく正確な「事実」に近づく努力をしたいです。

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