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2014年11月19日

同友会フォーラムでの基調講演での学び

先日の同友会フォーラムでの基調講演は本当に素晴らしかったです。
その中でも大切だと思った言葉を三つほど備忘録として記録しておきます。

まずは「自分はできている...と思っている限り変われない」です。
自分のできていないことを謙虚に認め、聴く耳を持つと人から学ぶことができ、そして変わることができるとの話でした。

人生にはいい時も悪い時もあると思います。
それは必ず交互にやってきます。
「自分はできている」と思っているときに人が忠告をしてくれても、耳に入らないことが多いです。しかし、自分が本当に困っているときに聴こえた言葉は全てが自分にとって必要な言葉なのだと思います。
人はいい時と悪い時を繰り返しながら、人と接して学んでいくのだと改めて認識しました。

次は、「世の中が悪いのは誰のせいか...を議論した時、それは自分だと思えた時に楽になった」です。
世に中とは自分の住む場所です。
その世の中に不満がある場合、他人のせいにしてしまうと、自分でできることはなくなってしまいます。
すると、自分でない何かが変わることを待たなければならなくなり苦しみだけが続きます。

世に中の不満に対して自分のできることを見つけれた時、それに向かって前向きになれます。
いつもこのような健全な精神状態ではないかもしれませんが、せめて自主的に動く気持ちがモチベーションを維持することを忘れないようにしたいです。

最後ですが、「ヒト、モノ、カネのうちヒトが残れば会社は存続する」という話です。
基調講演の企業は東日本大震災でモノとカネを失ったそうです。
しかし、ヒトが残りました。
そこから再建をしたとのことでした。

モノとカネは会社の財産たるB/Sにのるのに、ヒトはコストとしてP/Lにのる矛盾を話してみえました。
自分も全くの同感です。

いろいろと学びの多いフォーラムでした。
ありがとうございました。

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