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2015年7月14日

「忘れる」のも技術の一つ

19世紀のドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスは人間の脳は「忘れるようになっている」ことを発見したそうです。

エビングハウスの実験によれば、人は記憶したことを20分後には4割以上忘れ、1日後には7割以上を忘れてしまうとのことでした。

人はなぜ「忘れる」のでしょう?
「忘れる」ことを前提としてできているのであれば、それを加速することだってできるはずです。

もちろん「記憶力」ということで「覚える」のはすごい技術です。
でも、生きていくためには「忘れる」のも大切な技術なのだと思います。

自分がもし、これまであった嫌な出来事をすべて覚えていたら...それは地獄だと思います。
でも、適度に「忘れる」ことでバランスをとっているでしょうね。

自分はどちらかというと「嫌なことは忘れず、よかったことを忘れていく」傾向があります。
これを逆でできれば自分はもっと幸せになれるのかもしれません。
ただ、嫌なことは忘れられない自分も仕方ないので認めるしかないと思います。

その上で自分を守るために「忘れた」ことを、わざわざ思い返すようなことはしないようにしたいです。

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