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2016年2月22日

時間に余裕がありすぎるのも善し悪し

ある社長が会社組織において時間に余裕がありすぎるといろいろと考えすぎて、不満が出ることがあると話されていました。
もちろん忙しすぎても不満がでるのでそのバランスがとても難しいと感じます。

景気の変動により受注が減った時(リーマンの時)のことです。

受注が減って社長は内心非常に焦っていましたが、これまでの強烈な忙しさから解放された社員さん達は少しホッとした感じだったそうです。
これまで忙しかった社員さんには少し休んでもらって、受注を獲得するために社長は奔走しました。

すると、すぐに社員さん達からはいろいろな不満が出たそうです。
それは「仕事が減った」という不安ではなく、「職場環境悪い」という不満だったそうです。

これまでは忙しくて夢中になって働いていたのが、何もしない時間ができてよくない方向に考えが向いてしまった...とおっしゃっていました。
適度に仕事がある方が、みんなが健全な考えになる...とおっしゃっていたのですが、確かにと思います。

似たような話を聞く機会は多いです。
時と場合によりますが、考える時間もなくがむしゃらに働くことが良いときもあるのですね。

自分も時間が空いてしまうと、変な考えになってしまうことがあります。

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