2016年12月20日
借りるのではなく、自分の言葉で話す
今日会った方が、私の恩人と親しい間柄だとわかりました。
私の恩というのが、自分が事務所を立ち上げたころに、仕事がなくて困っていた時に、「まず人に会いなさい。そして運良く仕事がもらえたときはそれを真面目にしなさい。そして待ちなさい」と助言をしてくれた方です。
このブログにもよく登場する言葉です。
その方が仕事を退職されてからは、すっかり疎遠になっています。
ただ、久々にその方の話題ができただけでも嬉しかったです。
「まず人に会いなさい。そして運良く仕事がもらえたときはそれを真面目にしなさい。そして待ちなさい」の教えは今でも自分の行動の指針のひとつになっています。
人から頂いた何気ない一言が、自分の人生に大きな影響を与えることはよくあります。
ただ、その言葉を発した方は、そんなに相手に影響を与えたとは思っていないことが多いようです。
以前に、「前に頂いた言葉がとても自分の助けになっています」と、その方に話した時に「え?そんな事いったっけ?」と言われました。
そんなものかもしれません。
本人は無意識のうちに、相手を思いやって発した言葉なのだと思います。
誰かの偉人の言葉よりも、明らかに心に残る言葉になることが多いと感じます。
やはり、誰かの言葉を借りるのではなく、自分の言葉で話すこと大切さを、昔を振り返って再確認した気分です。
三崎公園でのカモの行進
- by yado
- at 23:56