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2011年11月30日

「iPadによる営業」講演をすることになりました

1月末に、ある商工会議所で「iPadによる営業」というテーマで2時間の講演をすることになりました。
話す内容は相手の希望で、ある程度決まっています。
ただ、詳細をメモで書き出すと話したいことがイッパイです。

3つぐらいに絞りこんで話すといいかなって考えています。
1.営業プロセスと顧客接点の見える化
2.魅せるプレゼンテーション
3.隙間時間の有効活用ノウハウ

うーん、話始めるとヤッパリ2時間では足りないかなぁ。
この時点でどうしていつも欲張っちゃうんだろう...

面白そうなテーマなんで、ワクワクしてるんでしょうね。
この時点でどうして、もう既に多そうって決断できないんだろ...

11月は、後半の15日間で、講演・研修が8件のべ11日間ありました。
無事に乗り切れてホッとしています。
しかし、12月は待ってもらった顧問先や、コンサル案件が山積みです。
1月にまた講演・研修が重なっているので、その準備も必要です。
明日から12月、ラストスパート頑張るぞー!

2011年11月29日

松本「クラウドをビジネスで活用する」セミナー

開業当時の自分は諏訪湖に向かって「自分の事業で自立していけますように...」って祈りました。
それから、7年たって今ではなんとか自分の事業で自立できるようになりました。
諏訪での朝、諏訪湖に開業依頼なんとかやってこれているお礼をして、松本に向かいました。

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松本では、松本ソフト開発センターで「クラウド」セミナーでした。
企画の高砂さん、センターの方々の尽力で定員を越える集客でした。

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ただ、例によって私が話しすぎ、お土産として用意したEvernote、Dropboxの話がわずかしかできませんでした。

それでもアンケートの結果は概ね好評でした。
場合によっては、次の展開もありそうなので楽しみです。

さあ、11月の研修・セミナー月間も終りました。
12月は、たまっている名古屋のコンサル案件に集中します。
ここまでの11ヶ月はよい年です。
このまま、残り1ヶ月をすごしたいですね。

あと、疲れて帰ってきても、パオパオの出迎えで疲れは吹き飛びます。

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2011年11月28日

パワースポット諏訪湖へ

支援センターが終わってから、諏訪に移動しました。

今回の目的は明日の松本ソフト開発センターでの「クラウド」講演です。
本来であれば、明日の朝に出発すれば十分間に合います。
なのに、なぜ前泊してまで諏訪に来ているのか...。
これには理由があります。

自分は7年前の開業当時まだ全然仕事がなく、とにかくいろんな場に顔を出すことを目標にしていました。
そんな時、松本ソフト開発センターのITリーダー研究会に声をかけて頂き、名古屋から訪問しました。

その時、お金はなく、時間はあったので、高速道路は使わず一般道路で移動しました。
その途中で、足を延ばして諏訪湖まで行きました。
諏訪湖はパワースポットと聞いていたので、そこで願い事をするとかなう気がしました。
開業当時の自分は諏訪湖に向かって「自分の事業で自立していけますように...」って祈ったのを覚えています。

あれから、7年たって今では自分の事業で自立できるようになりました。
自分としては予想以上で上出来です。
そのお礼を明日の諏訪湖にしたいと思います。

同時にちょっと疲れ気味なので、ちょっとパワーをもらってこようと思います。

2011年11月27日

「私の」日記の最後から続く別の日記

たまたま、本棚を探っていたら昔の日記帳が出てきました。
私は大学生の頃から、病気(うつ病)がひどくなるまで約15年ほど日記を書き続けていました。

日記を書き続けていたのですが、いつそして、なぜ書くのをやめたのか、覚えがないのです。
病気が一番ひどい頃で、記憶を消したかったのかもしれません。

そんな頃の日記帳が出てきたのです。
恐々ですが、中をみてみました。
中はやっぱりひどいものでした。
最後は意味不明のことを書いて「私の」日記は終わっていました。

ところが、続きが一ヶ月ぐらい続いていたのです。
その日記はかみさんが書き続けていたのでした。

そこには私の病気の状態や、また治ってくれると嬉しい...といった事が書いてありました。
私には一切、私が病気のときの苦労話をしないかみさんですが、本当に辛かったんだなぁ、と改めて感謝の気持ちになりました。

「私の」日記の最後のページは、しわくちゃで、さらにテープで破れている部分が直されていました。
おそらく私がグチャグチャに丸めて破いて捨てたのでしょう。
それを、かみさんが拾って修復してくれたのだと思います。

かみさんがどんな気持ちで修復作業をしたかと思うと申し訳ない気持ちでいっぱいになります。

ブログを毎日書くようになってからは、存在すら忘れかかっていた日記ですが、振り返れてよかったです。

2011年11月26日

四日市で「ビジネスプランの作成(IT編)」

四日市商工会議所で「ビジネスプラン作成(IT編)」の話をしてきました。
先日、津で話したのと同じ内容です。

クラウド、ソーシャルメディア、モバイルデバイスといったキーワードでIT の利用範囲が急激に拡がっています。
このような変化の時は、ビジネスチャンスがあるはずです。

凝り固まった自分の概念を壊さないとプランの支援もできないです。
もっと言えば、よいプランを潰してしまうかも...と思いました。

話は変わりますが、今日、セミナーで四日市についたとき何気なく空を見上げました。
青い空が、ちょっと溜まっていた疲れを解かしてくれたようでした。
背筋を伸ばして空を見上げるのは、とても気持ちがよいですね。

11月のセミナー・研修月間もいよいよ松本の「クラウド」を残すのみ。
楽しむぞー。

2011年11月25日

名古屋「ソリューション提案」二日目

名古屋「ソリューション提案」二日目の研修でした。

昨日の研修で上手くしゃべれず、せっかく貴重な時間を割いてくれた受講生の方に迷惑をかけたと反省していました。
ただ、気持ちを「よい事」に切り替えることで、今日の研修は自分では満足いく内容ができたと思います。
アンケートの結果も、初日がボロボロ(自己評価)だった割りには、とてもよい評価を頂けました。

大事なことは、やはり「気持ちの切り替え」ですね。
「上手くいかなかった」という気持ちを引きずって二日目にはいっていたら、おそらく二日目もダメでったでしょう。

でも、気持ちを切り替えて、前日の上手くいかなかった理由は何だろうと考え、対応することで、状況は変えることを改めて体感しました。
「終わりよければすべてよし」ではありませんが、やはり最後がよい感じで追われると研修自体の全体の印象はよくなりますね。

気持ちの切り替えがとても下手な自分ですが、今回は珍しく上手く出来ました。
この感覚を忘れないようにしたいです。

夜は、恒例の顧問先との懇親会「十五夜会」です。
今回はかみさんとパオパオが参加しました。

主役は完全にパオパオです。
人間の食事を欲しがらず、ずっと愛想を振りまいている姿に「接待犬」としての根性をみました。

2011年11月24日

名古屋「ソリューション提案」一日目

名古屋で「ソリューション提案」一日目の研修でした。
少し疲れていたのか、上手く舌が回らず、自分でも口調がはっきり話せていないことがわかりました。

セミナー、研修ではその場で出会って数時間をともにし、その後会わない人も多いです。
それだけに、その数時間は最高のコンディションで時間を共にしたいです。
疲労をためた状態で講師をするのは言語道断で、反省中です。

午後からは、ちょっと高い栄養剤を飲んで、だんだんテンポが良くなってきたと思いました。
しかし、最後までいつもの調子では話せなかったと感じました。
初日アンケートの結果は良かったですが、自分が一番よく「出来」はわかっていると思います。

今日は、少しでも早く寝るようにしたいです。

2011年11月23日

セミナー後の「やってみようと思いました」

テーマにもよりますが、「やってみようと思いました」って言葉が、セミナー後に頂ける言葉で一番嬉しい言葉です。
それに対して「勉強になりました」「ためになりました」という言葉は研修ではいいですが、セミナーの場合はそれっきりになってしまうことが多いように感じます。

私はセミナーは「提案」そのものだと思います。
情報の提供による変化の「提案」です。
「提案」であれば「相手を動かす(行動の動機付けになる)」ことが狙いになってきます。

相手の心、もしくは行動への変化のきっかけになるような話(情報)をプレゼントできるといいですね。
先日のセミナーで「やってみようと思いました」と言われて、とても嬉しかったので、セミナー後に自分の中だけで思っていたことをつい書いてしまいました。

2011年11月22日

津で「ビジネスプランの作成(IT編)」

津商工会議所で「ビジネスプランの作成(IT編)」を話してきました。
今、三重県で行われている「ビジネスプランコンテストみえ」の流れの一部として「ビジネスプランの作成セミナー」があり、そのIT編を担当することになっています。

「ビジネスプランコンテストみえ」は、まだ12月5日(月)17時まで募集をしています。
また、11/26(土)の午後から、今度は四日市商工会議所でも津と同じ内容で「ビジネスプランの作成(IT編)」を話します。
三重銀総研の方が講師をなさる「ビジネスプランの作成(基礎編)」も、随時開催中です。
三重の方で、起業に関心があり、もしお時間が合う方は参加してみてはどうでしょうか?

名古屋市でも(財)名古屋産業新興公社の「大学発ベンチャー・学生ビジネスアイデア」のビジネスプランの応募にマネージャとしてかかわっています。
その他の案件も含めると、ここ2~3か月でビジネスプランを100本弱読んでいます。

レベルは様々ですが、みなビジネスに対する熱い想いが込められたものばかりです。
プランのブラッシュアップを担当するものとして、たとえ数が多くても、こちらも本気で対応をしていかなければ失礼です。

そういった意味で、事前にビジネスプランの作成講座をさせていただけるのは、とてもモチベーションが上がります。

2011年11月21日

名古屋で四機関合同連絡会議

四機関合同連絡会議が行われました。

愛知、岐阜、三重、名古屋の都道府県等中小企業支援センターのマネージャが集まって、支援の在り方や傾向を話し合います。

その際に、有望企業のプレゼンがあります。
今回は支援センターでも同友会でも親しくさせていただいている(有)位田モータースの位田代表取締役専務の話でした。

至る道のりは平坦ではなくても、着実に前進しているお話を聞くと、支援事例という話ではなく、生き様の講演のようでした。
とても、共感する言葉をわかりやすく伝えてくださり、心地よく刺激的な時間でした。
特に「営業はよいものを伝えることで、モノを売ることではない」という言葉は、自分もその通りだと思い実践していることなので、共感しました。

その後の懇親会では、各マネージャのみなさんと様々な話ができて、とても勉強になります。
みんな、中小企業の発展に寄与したい気持ちは一緒です。
こういう仲間と情報交換、共有ができることは、大変ありがたいです。

2011年11月20日

パオパオと夕暮れの公園を散歩

今日もパオパオは「一緒に散歩行こう!」とねだってきました。
体調を悪いのを心配したのではなく、「一日寝てたらダメだよ」って言われた気がします。

出張疲れもあって、一旦起きて事務処理を終わらせたのですが、その後、また昼寝を始めたのでした。

パオパオからすれば「ようやく帰ってきたのに遊んでくれないのですか?」って感じかもしれません。

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パオパオ、かみさん、私の3人で近所の公園まで散歩に行きました。
すると、近所の散歩をさせているみなさんから「パオちゃん」「パオパオー」ってやたらと声をかけられました。

パオパオはいろんなところで可愛がられて幸せだと思いましたし、そんなパオパオが近くにいてくれるのも幸せだと思いました。

また、夕暮れの公園はとても気持ちがよいですね。

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2011年11月19日

「時間管理」の半日研修

一週間の出張から帰ってきて、もう一頑張りの個別企業の半日セミナーでした。
さすがにこれだけ連続になると体がフワフワします。

今日のテーマは「時間管理」です。
どちらかというと自分の専門外なのですが、PR無しで、これまで公的機関も含めて十数回の依頼がきて実施している、隠れたヒットテーマです。

ようやく一週間の区切りがついたので、明日は頭を休ませたいですね。

家に着いたら、萩でお世話になった友人から萩の海産物がおみやげと言うことでドッサリ届いていました。
丁寧な手紙も入っており、かみさんと大騒ぎになっています。

本当にありがとうございました。

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2011年11月18日

松山「レビュー技法」二日目

松山でのレビュー技法も二日目です。
昨日は、絶好調だったのかしゃべりすぎてしまい、演習時間がおしてしまいました。
今日は反省し、自分の話す量を減らしながら演習の時間をたくさん取るよう心掛けました。
ただ、自分の話のなかで、経験談が参考になるとアンケートによく書いていただけます。
バランスが非常に難しいです。

今回もよい出逢いがたくさんありました。
受講生の方はもちろんの事、三重県の支援センターの元渡邊PMが財団法人えひめ産業振興財団でシニアIMをされていました。
早速ごあいさつをさせて頂きました。
私の愛知、岐阜、三重、名古屋の先輩のマネージャーの名前がたくさん出てきていました。お会いできて本当によかったです。

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帰りは意外とバタバタして、いつもならば空港で食事をするのですが、時間がなくじゃこ天とビールですましました。

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意外と体が疲れていたようで、キャビンアテンダントさんの「シートベルトをおしめ下さい」という言葉から記憶がなく、次には「中部国際空港に到着しました」のアナウンスでした。
寝てしまい離陸と着陸のどちらかの記憶がないということはよくあるのですが、離陸も着陸も記憶がないのは初めてです。
飛行機に乗った気がしないですね。

2011年11月17日

松山「レビュー技法」一日目

松山での「レビュー技法」一日目です。

来期もなぜか「レビュー技法」の依頼が増えています。
なぜかは自分でも分析できていないので、これから考えてみようと思います。

受講生の方はみな熱心で、こちらも応えないと熱くなっていたら時間が足りなくなりました。
ほんとに成長しない男です。
二日目で取戻したいと思います。

Facebookで浅野先生にホテル近くの居酒屋「酒八」さんを紹介してもらい食べに行きました。
おさかな全般と「媛っこ」という地鶏がとてもおいしかったです。
萩も松山も今回の出張はおいしいものがたくさん食べられて大満足です。

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そのあと、松山城がライトアップしているかも知れないと想い、松山城の公園の山に登りました。
人が一人もいないので気がつけば良かったのですが、30分かけて一番上まで行きました。
結局ライトアップはされていたのですが、門がしまって近くまで行けなかったので、きれいな松山の夜景をみてきました。

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問題はここからで、帰りの道を間違えて、裏道に入ってしまいました。
ライトはなく、真っ暗の中50分ぐらいかけて石階段をおりていきました。
森のような木々はうっそうと揺れ、足下は不安定な階段。途中にある遺跡群。
お化けでも出そうな感じで久々に怖い目に遭いました。

ただ、相当いい運動になったと思います。

2011年11月16日

萩から松山までの移動日

萩から松山までの移動日です。
ルートは、新山口まで送ってもらい、そこから新幹線、特急しらなみと乗り継いで松山に到着しました。

乗り継ぎの関係もありますが、7時間かかりました。
広島から高速船に乗ればもっと時間が短縮できたのかもしれません。
ただ、この時間がゆっくり流れた7時間はとても贅沢な時間に感じました。

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本を読んだり、物思いにふけったり、
車窓の外をボンヤリ見り、facebook をやったり...普段だと自分の仕事をいかに効率的に前に進めるか、いつも背中を圧されている気がしています。

松山のホテルの前の居酒屋さんに一人で入りましたが、味はもちろんのことを一人で飲んでいる私にいろいろと話しかけてくれました。
息子さんが名古屋で料理修行をしているとのことで、また親近感がわきました。

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2011年11月15日

萩市で「ネット集客セミナー」

今日からしばらく出張です。

まず15日は、萩市で「ネット集客」のセミナーを行い、その後一日の移動日をはさんで、17、18日と松山で「レビュー技法」の研修です。

萩へ呼んでくれたのは、もともと友人ですが、Facebookでさらに仲良くなった友人です。
この友人んおかげで、とても楽しい萩の一日を過ごすことができました。

まず、萩の全景や街並みを見せてもらいました。
白壁で統一された町は、幕末にタイムスリップしたようです。

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そして、松下村塾、木戸孝允旧宅、高杉晋作旧宅、伊藤博文旧宅などが次から次へ現れ、日本を変えた激動の胎動を感じることができました。

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ただ、萩は幕末のイメージが強かったのですが、それ以外にも海、山、川といった自然が豊かで、それでも癒されました。

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セミナーが終わった後も友人と夜中まで飲んでいましたが、ほとんどが地のもので、萩の海の幸、山の幸がこれでもかと出てきました。
写真はなぜか日本酒が並んでいますが、気にしないでください。

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あ、「ネット集客」のセミナーのこと全然書いていないですが、今回は「萩に感動」ということで、十分満足でした。
今度は仕事抜きで、もっとゆっくり行きたいものですね。

2011年11月14日

私の周囲は女性が元気

男女差別をするつもりはありませんが、私の周囲は女性が元気です。
別に男性に元気がないわけではありませんが、割合的に女性がパワフルなのです。

今日は支援センターで面談指せていただいた二人の女性は、真剣そのもので一生懸命メモをとりながら話をきいてくれました。
私の周辺だけかもしれませんが、気のせいかfacebook でも女性の元気が目立っています。
そして比率ですが、これまでの顧問先の社長も圧倒的に女性が多いです。 

女性が元気な世の中は華やかでいいですね。
あ、この文章は女性に媚びを売っている訳じゃないですよ。
今日、素直にそう思ったのです ^^/

2011年11月13日

さすがメンタルヘルス部長パオパオ

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パオパオに写真のようにねだられては仕方がありません。
仕事が、まだ終わっていなかったのですが、パオパオと散歩に行くことにしました。

いつもは「お仕事」というと、素直にかみさんと二人で散歩に行きます。
ただ、今日は随分と頑固に粘っていました。

根負けしてパオパオと一緒に散歩に行きました。
散歩に行って、なぜパオパオが頑固に粘ったのかがすぐにわかりました。

夕方の散歩がとても気持ちよかったのです。
空気がとても気持ちよく、
私の体はリフレッシュを必要としていたのですね。 
パオパオは、私の状態をとてもよく感じてくれます。

ある意味、私本人よりも、私の体の変化に気付いてくれます。
さすが、うちの事務所のメンタルヘルス部長です。

2011年11月12日

自分はもっと「適当」になった方がよい

ちょっと仕事が集中して、私の頭をグルグルさせ、私はやや不安になっているようです。

仕事が集中すると、一つ一つの仕事にかけられる時間が減ってしまいます。
その結果、成果物が相手の望むレベルに達しないのではないかとうのが不安の原因です。

わたしの悪い癖は、何でもやり過ぎてしまう事です。
「完璧主辞者」というのか...、私は自分のことを「完璧中毒症」だと思っています。
より良い成果物を作るために努力を続けるという意味では、良い事のように感じます。

しかし、私は健全な気持ちで完璧を目指している訳ではないようなのです...
完璧でない状態に耐えられず、常に不安にさらされ、それから逃れるために完璧を目指しているのです。
これは決して良い事ではなく、自分が「うつ病」にかかった一つの原因だと思います。

自分はもっと、いい意味で「適当」になった方がよいですね。

2011年11月11日

私なりのクラウドサービス選びの考え方

様々なクラウドサービスが登場してきていますが、その利用には、大きく二つの目的があると思います。

一つは、個人の業務(作業)を効率化する
一つは、組織としての仕事を高度化する

一つ目の「個人の業務(作業)を効率化する」はDropboxやEvernoteで始めることで、とりあえず実現ができると思います。
これは、個人の工夫なので、その人に使いやすいツールを選んでもらって、その活用の仕方(ノウハウ)を、みんなで共有するようにするとよいと思います。

ただ、どんなサービスを選べばよいか分からないという方も多いので、そんな時は、まずDropboxやEvernoteをから始めることを勧めています。

ただ、この二つのツールは使う目的が違うので、使い分けのルールを自分で決めて使うようにしないと、情報が整理されずかえって非効率な状態に陥ってしまいます。

また最大の留意点としては、あまりツールの特徴を理解しないまま使うとセキュリティの穴(技術的なことではなく、それを使う意識、仕組みといったレベル)に落ちてしまうので注意が必要です。

大切なのは後者「組織としての仕事を高度化する」方です。

こちらは、どんなツールを使うかよりも、大切なことがあります。
業務の流れを検証し、情報の共有ができていないことで不具合が出ている部分、もしくはより高度化したい部分をクラウドで解決するという流れが大切です。

「組織としての仕事を高度化する」際には、ちょうどよい機会でもありますので、どんな情報を保有しているかの棚卸しをするとよいと思います。
そして、そこからクラウドにあげる情報を精査するとよいと思います。

その上で情報がフローの情報であれば、グループウェア型のクラウドサービスを使うことになります。
そして、ストックすべき情報であれば、情報蓄積型(DropboxやEvernoteなど)を使うことになると思います。

クラウドサービスがあまりにたくさん出てきており、どれを選べばよいのかわかりにくくなっています。
ただ、クラウドサービスに振り回されてしまうと、クラウドサービスが苦労人サービス(By浅野環先生)になってしまいます。

自社業務の課題解決を第一に考えるとクラウドサービスも選びやすくなると思います。

2011年11月10日

クラウドサービスはリスクを把握をして使う

顧問先でBCPの打合せをしているとき、クラウドの話からDropbox、Evernoteの話になりました。
社内でDropbox、Evernoteを自分のスマホで業務に使う人が増え始めている...という相談でした。

Dropbox、Evernoteは便利なツールで、それを使いながら自分の業務を効率化することは素晴らしいことです。
ただ、それらのツールのリスクもしっかり理解した上で使わないと、大きな落とし穴にはまることになります。

Dropbox、Evernoteにはクラウドを通じて大量の重要なデータが入っている可能性があります。
その場合、スマホにアカウント、パスワードを覚えこましたままどこかに置き忘れたりしたらどうしますか?
スマホをなくしたからロックをかけようとして通話しようとしたら、SIMカードを抜かれWifi運用されていたらどうしますか?(メールでロックという方法もありますが...)
ロックをする前に重要な情報の入っているSDカードを抜かれたらどうしますか?

私は、「Dropbox、Evernoteといったクラウドサービスを使うな」と言っているわけではありません。
火事が怖いから火を使わないことがないように、交通事故が怖いから車に乗らないことがないように、クラウドサービスも、そのリスクをちゃんと把握をして使ってほしいと願って書きました。

2011年11月 9日

父が最後に教えてくれた2つの事

一緒に仕事をさせていただいている仲間のご尊父がお亡くなりになり、お通夜に参列させていただきました。

私も10年前に、父を亡くしています。
身内を亡くすのは、本当に悲しいものです。
ただ、私は、その時に大きなことを教えてもらうきっかけにもなりました。

父が亡くなる直前に教えてもらったことは2つあります。

まず一つは「その時に本当に大切なことを考える」です。

当時の私はプロジェクトが多忙で徹夜や深夜は当たり前でした。
父は、重度の病でもう長くないことを自分で知っていました。

その日も私が明け方の4時に帰ってきたら、玄関に一人で座っていました。
暗い中で一人でポツンと座っている姿は今でも脳裏に焼き付いています。

私が「眠れないの?」ときくと「ちょっとな」と答えました。
仕事が忙しくて、もう長くないとわかっている父と最近ほとんど話せていないことをその時に気付きました。

その日は父の横に座りしばらく話をしました。
久々でした。

父が言いました。
「こうやって、お前ともっと話がしたかったなぁ」

この言葉を聞いた時「父と話せるのは今しかないのに、自分は何をしているんだろう」と思いました。
自分にとって今一番にしなければならないのは、もうすぐいなくなる父とたくさん話すことではないか...と気付くことができました。

「その時にしかできない大切なことが日常の中に埋もれている」ってことはかなりあるのではないか思います。

もう一つは「決して最後まであきらめない」です。

父の病気も悪化して、もう意識もはっきりしなくなってきたときのことです。
私は「うつ病」が最悪の状態で、毎日のように額を柱の角にぶつけて額を割って流血しているような状態でした。

父は自分がもう長くないのに、最後まで私の事ばかり心配していました。

そんな父が意識もあまりないのに、毎日、病院のベットの上に立ち上がろうとするようになりました。
家族は怪我でもしないかと心配していましたが、父はそれを続けました。
私も、その様子を呆然といつも見ていました。

私は「父は何をしているのだろう?」と考えていました。
ある日、ちょっと話せるようになったので父に聞いてみました。
そしたら父は「退院したとき、歩けなかったら寂しいだろう」と答えました。

もう意識も、ほとんどなく数日の命の人が何を言っているのだろう?と思いましたが、よく考えたらそれは私への「うつ病は治る、だからあきらめるな」というメッセージだったのだと思います。

うつ病は「頑張れ」とか言ってはいけないと言われていますが、この父のメッセージに「自分も応えたい」と思いました。
その後、額をぶつけることをやめて、数日で額のかさぶたもとれてきました。

父の最後の言葉は「額がきれいに戻ってきたな」でした。
やっぱり、父のメッセージだったのです。

最後の最後まで「決してあきらめない」父を誇りに思います。

その後、紆余曲折はありましたがうつ病も完治し、中小企業診断士の資格をとり、今は独立して、元気にやっています。
うつ病の時からは想像もできません。
これは、周囲のみんなのサポートと共に、父のメッセージのおかげだと思っています。

父は亡くなりましたが、ことあるごとに、この2つのメッセージを問いかけてくれます。
そういう意味では、父は私の中でまだ生きていると思います。

長文、失礼いたしました。

2011年11月 8日

自分自身のビジネスプラン

午前中は名古屋商工会議所でセミナーの打合せ、午後からは調査事業2本目の企画ストーリ作りで、かなり頭を使った一日です。

さいぎの極めつけが「同友会名古屋第五支部経営指針講座」でした。
同友会でいう「経営指針」は一般的に使われる「ビジネスプラン」にておりますが、それより、やや広い範囲を示すものと思います。

普段からかなり大量のお客さんのビジネスプランを読ませていただき指摘したり、意見したりで偉そうなことをしていますが、今日は自分のビジネスプランを作るということになります。

「自分のビジネスプラン」をプランを作るとなると、いつもお客さんに問うている「何のために経営をしているか」というスタートラインから色々考え込んでしまいました。
頭で分かっているのと、自分でやってみるのは大きな違いがあります。
自分でやってみないとお客さんの「プランを作るうえでの気持ち」「難しいと感じる理由」「詰まってしまう箇所」はわからないですね。

また、自分は自分のビジネスをよく知っているので、いざストーリにまとめようとすると、いろいろな想いがあふれてしまい、まとめるのに一苦労です。
試行錯誤しながらも、普段から頭ではいろいろ考えていたので一通りストーリは作ることができました。
ただ、これが「スタートライン」で、これから自分でブラッシュアップしていかないといけないですね。

相手に「ブラッシュアップ」をお願いするときも、お願いの仕方に留意したいと思いました。
いろいろと勉強になった一日でした。

2011年11月 7日

「成功」「失敗」って言うけれど...

「成功」と「失敗」って言葉があるけど、これの定義ってなんでしょう?
よく「失敗が怖い」って思うけど、後でよく考えると、「あの時の失敗がなければ、この成功はないなぁ」と思うことが、よくあります。

つまり「あの時の出来事」は決して「失敗」ではなく、「成功」だったのかもしれないと考えてみるのです。
だけど、今が順調で「成功」しているように感じるからといって、いつか、今を振り返ると「失敗」だったと悔やむ事がくるかもしれません...

「成功」と「失敗」といった言葉は、ただ単にその時の人の感情を表す言葉と割り切った方がよいかもしれません。

「成功」と「失敗」という言葉自体に深い意味はないと考えた方がよいと思います。
だから、その言葉に一喜一憂すると疲れてしまいます。
ただ、それらの言葉を自分で発することにより、未来への「きっかけ」や「足がかり」になるのなら、大変意味がある言葉だと思います。

その時点での「成功」と「失敗」に振り回されることなく、長いスパンで「成功」や「失敗」という感情と付き合っていければよいと思います。

2011年11月 6日

「できない」と「やらない」の違い

「あー忙しい。だからできない」って思うことがあります。
これは、自分で自分を戒めないといけない時です。

「優先順位で対応する」とか「仲間に仕事をお願いする」といったレベルの話ではなく「仕事(作業)をする、しない」の話です。

私の価値観ですが「仕事のできる人」達からは、みな私より数倍忙しいはずなのに「あー忙しい。だからできない」なんてことは聞いたことがありません。
これら「仕事のできる人」達は「忙しいから、できない」ではなく「理由があって、やらない」と考えるようです。

「できない」と「やらない」は同じようで大きく違います。

「忙しいから、できない」は、周囲の状況に流されて仕事が手一杯になってしまい、結局は「できない」という判断をせざるをえない状況です。
「理由があって、やらない」は、手一杯になる前に自分で状況を読んで「やる、やらない」の判断を自分ですることになります。

自分も「あー忙しい。だからできない」なんて言っているうちは半人前です。
ちゃんと「理由があって、やらない」と判断できるような「仕事のできる人」を目指したいです。

2011年11月 5日

なぜFacebookから問合わせが来るようになった?

半月ほど前、もう来年度の研修企画の話がきて大変ありがたい...とブログの記事を書きましたが、もう半月後のいまではその数が増えて、バタバタになってきています。
来年度は、新しい研修のテーマでの依頼も多く、企画から考えるものがかなり追加されました。

私のところへの仕事の依頼は2パターンです。一つは紹介、もう一つはWebサイトを見た方からの連絡です。
この2つにFacebookからの問合せが加わるようになりました。

私のFacebookの使い方は、一応Facebookページはあるもののほとんど機能させておらず、個人アカウントのページのみが主になっています。
個人アカウントのページは、くだらない事ばかり書いており、とても「この人のスキル」に期待して仕事を依頼しようとは思わないと思います。

じゃ、なぜFacebookから問合わせが来るようになったのかな...
私の勝手な想像ですが「自分をそのまま出しているから」かなって思います。
Facebookで不特定の多くの方から仕事がくることは想定していません。
ただ、やり取りを重ねて「そのままの自分」に興味をもった方々から問合せを頂けていると感じます。

くだらない書込みも、バカな書込みも「私自身」です。
それもまとめて認めてくれる方からの仕事の依頼は、本当に嬉しいものがあります。

2011年11月 4日

大切な言葉を教えて頂けました

Facebookでシェアさせて頂いた加藤厚税理士のブログの記事がとても心に響きました。
「失意の時は...」という記事なのですが...
「失意の時は一歩前進」
「得意の時は一歩後退」
どちらの言葉も、胸に染入ります。

「失意の時は一歩前進」に関しては、「失意」の時はいろいろ悩んだり考えたりします。それは試行錯誤の過程で、失意を乗り越えたとき人は少し大きくなれると思います。

私も、これまでいろいろな「失意」の時がありました。
自分がうつ病で会社を辞め、同じ時期に父を亡くしたときは、きっと失意のどん底だったと思います。
ただ、そこでいろいろな人に支えられ、いろいろと悩み考えた事が今、少しながらも活かされていると感じます。

「得意の時は一歩後退」は、もっと深く感じ入りました。
私が病気になった一つの原因は、某ソフトハウスでSEをしていた時、「自分は意外と仕事ができるかもしれない」と天狗(得意)になっていたことだと思います。
「このまま、きっと幸せな人生が送れる、今のままでいいや。」と思ったときから転落が始まっていたように感じます。

私の場合ですが「得意」の時は、あまり物事を考えなかったし、周囲が見えていなかったと思います。
その結果、自分は変わらななくても、周囲がどんどん変わりやがて「得意ではいられない状態」になっていきました。
これが「失意」の状態です。

私の大切にしている言葉に「安定は不安定。不安定は安定。」があります。
その言葉にも通じるとても大切な言葉だと思いました。

加藤厚先生、ありがとうございます。

2011年11月 3日

セミナー資料作成中、絞り込みが難しい

今度、松本ソフト開発センターで話させていただく「クラウド」のストーリを考えていました。
2年ぐらい前からクラウドについて話す機会が増えているのですが、非常に動きが早いテーマなので、そのつど最新情報などを入れていたら蓄積したパワポ資料が膨大になってきました。
そこの中から何を話そうかな...といろいろと試行錯誤をしておりました。

今回は3時間を頂けましたので、クラウドツールのデモまですることができます。
やっぱり、話だけでは聴いている方も辛いですよね。
クラウドの基礎的な話から、導入のメリットとリスク、クラウドの活用事例、クラウドサービス紹介(Google、Evernote、Dropboxなど)、本当はモバイルデバイスも入れたいけど...

話したいことが多くて、また欲張りすぎると、時間内におさまらなくなってしまいますね。
私の場合は、いつもセミナー資料が多くなってしまいます。
資料が多いと喜ばれることが多いのですが、やっぱり話す内容だけがきちんと資料にまとめられていることが望ましいです。

今回は、ちょっと注意をして資料の絞り込みをしてみたいですね。

2011年11月 2日

「人の相談にのること」で自分が助けられている

カウンセラーの仕事をしているせいか、最近SNSから「心が疲れたとき」の相談をよく受けるようになってきました。

このような相談に乗ることは、わたしは大好きです。
それは、自分がうつ病だったとき、多くの人に助けてもらい、人にとって人がいかに大切かわかったからです。

ただ、最近感じることがあります。
自分の「人を助けたい」という気持ちが、すでに自分のエゴではないかという疑問です。
「人を助けたい」と気持ちは「自分は人を助けることができる」という一歩間違えれば上から目線になってしまう気持ちを含んでいるのかもしれません。

また、最近、更に強く感じることは「人の相談にのること」で助けられているのは自分の方ではないかという想いです。
人は人と繋がりながら、そしてお互いが助け合っていかないと、生きていけないと思います。

「人を助けるためにとっているコミュニケーション」は、「自分を人らしく導いてくれているコミュニケーション」だということ謙虚にとらえたいと思います。

これこそが、自分の経営理念、人間としての理念の原点になるのではないかと、今は感じています。
私の仕事は「人に大切な何かを伝える仕事」だからこそ、「人からそれ以上に大切な何かを頂いている」仕事であるということです。
「私は人に生かしてもらっている。だから、その恩返しを自分のできる範囲でしたい」...これが素直な気持ちだと思います。

2011年11月 1日

調査レポートにおける「仮説」

市場調査、ITに関する動向調査、ある出来事に対しての調査...
仕事柄、いろいろな調査レポートを依頼されることがります。

調査をするにあたって、私がまずすることは「仮説の構築」です。
私の場合はこの「仮説の構築」が調査の企画書になります。

ですから、「仮説の構築」=「企画書を提出」するまでに、2~3週間程度の、それなりの時間がかかります。
しかし、これを固めておかないと、無駄な情報を集めて、それに翻弄され、結局はストーリが破たんするという目に遭います。

この「仮説の構築」に時間をかけ、双方の意思合わせをした後ですと、そこの後の調査で情報を集める、精査する、ストーリを構築する、総括でブレが少なくて済みます。

そんなわけで、今いくつかかけている調査レポートという仕事ですが、お客さんといろいろと話す時間が大切です。
本日も、お客さんから様々なヒントを頂きました。

これまで集めて「構築した仮説」を少し組みなおすと、読みやすいレポートになることも腹におちました。

これから、年明け、年度末に向けて、この調査レポートが発注元はそれぞれですが4本ほど重なっています。
自分の勉強になる仕事でもありますので、気合をいれて頑張りたいです。